詩人:栢徠 | [投票][編集] |
昼間の事を思い出すとまだ胸がドキドキするの
でも今はそれと同じだけ胸が苦しい
幸せなのに切なくて
笑っているのに涙が出るわ
恋心が渦巻いて
心ざわめくお年頃
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学校からの帰り道
さっきの事が忘れられなくて、幸せで
勘違いしちゃうよー?
私バカだからー
そう声に出してみたら、なんだか笑えた
勢いでクルクル回ってみたら青空と太陽が綺麗だった
何十分も前なのに胸のドキドキが止まらない
このドキドキが聞こえてた、なんて言わないわよね?
あなたはきっと、私の事なんとも思ってなんでしょ?
でもね、私は幸せなの
だってあなたは私の恋する相手
私はただ幸せなのよ
そんな心ときめくお年頃
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夢にまで見た青空と
緩やかに吹き抜ける風
その全てが私を包み込んでくれる気がした
再びこの空の下で笑える事に感謝しよう
私を支えてくれた全ての人に全ての物に
伝えきれないこの思いをどうすれば伝えられる?
全ての人に笑顔を見せよう
取り戻させてくれたこの笑顔を
それが私の感謝の伝え方
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あなたが居なくなってどれだけの時間が過ぎたのだろう?
何十年も経った気がするし、数日しか経っていない気もするの
私があなたを失ったあの日からずっと髪を伸ばしてる
鏡を見るたび伸びた髪が、時間の流れを私に見せつけ苦しめる
どうして私を残したの?どうして一人で居なくなった?
答えの出ない疑問を、私は一人思い続ける
あなたの最後の言葉はいまだに私を苦しめるのはなぜなのかしら
どうしてあなたの最後の言葉は優しい声の「愛してる」?
あなたは今の私を見たらなんて言うのかしら?
答えなんてどこにも無いとわかってた
もう一度、私の前に現れて?
その時は、私もあなたと一緒に行くわ
もう一人で残されるのは耐えられない
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歌う事を忘れたカナリアはどこへ行く?
鳴くことを忘れた小鳥はどこへ行く?
唄うことも、泣くことも生きることも忘れた私はいったいどこへ行けばいい?
行き着く場所はどこにある?
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片想いが苦しい事
ちゃんと知ってた
時に泣きたくなるぐらい
苦しくて苦しくて
些細な事で
その苦しみは増長して
貴方は私を苦しめる原因です
そう言えたらどんなに楽だろう
でもそんな苦しみを消し去ってくれたのは
貴方のメール
本当に
片想いって
なんでこんなに苦しくて
嬉しいものなのだろう
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私にだって闇はあるよ?
いつも笑ってばかりいる訳じゃない
辛い事も、苦しい事も
表に出さない様に笑っていて
さらにそれが苦しくて
気付いてほしかった
そんな私に
でも貴方に気付かれて
「大丈夫だよ」
と言われてみると
なんだか恥ずかしくて、悔しくて
抱きつく力を強めたら
貴方に力強く抱き締められた
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電車の窓から見上げた雲1つない青空
寝転んだ先に見える満面の星空
道端に咲く小さなスミレ
綺麗なものはたくさんある
そこに私が居なければ
それはもっと綺麗なものになる
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六段ある雛人形を飾らなくなって何年になるだろう
うちの庭の空に鯉のぼりが泳がなくなって何年になるだろう
私達が子供と大人両方のレッテルを貼られ、自由を失なってどれだけ経つだろう
子供でもなく大人でもない私達には雛人形も鯉のぼりも与えられない
今年もただ時間が過ぎてゆくだけだった