詩人:雪 刀寿 | [投票][編集] |
地球のうえを ころげて 遊ぶ
白い笑顔の魔法 で、とろける
チョコレート・アイスは、にがい はず
なのに、
泣き顔も 出ない、うれしぴょーん の お友だち
まあ、まあ、
夏から、ティーシャツ戦争で 破った・そで を 長く伸ばして
いつもと同じ でないように、恥ずかしそうな顔も みせない、意地っぱり
一人でゆける、宇宙冒険?
人と仲良くなんて、もう遅い、静かな眠りの 森の・たね
丸まって、やすめば、うるさくない 平和
飛行船の中では、
青空を首に巻いて、
セーターにしてしまうほど、広い恐竜ジャッジの ぼくたち
やさしいねー
ひどく、えらい 我慢を してきたから、
ケンカも したくない
甘いお菓子を わけてあげようと したんだよねっ
君も ぼくも、 涙を 分け合う 白い雲
これからも、人生!
少し きつい くらい 頑張るべぇ
無理は出来ないけど
ただ、じっと 座ってて、 エレベーターに乗っかるつもりで、無事なだけの 青春の記憶なんて、
薄っぺらで もろい こわれやすい
自分から 文章を作り、料理を さばこう
どんどん 出てゆく、出っぱり、でべそ
風の朝は 遠い
ゆうひの 赤い線路が 長い
重たい肩は、ひしめき合う、声の、にぎやかな憧れさ
宇宙家族の 地球さんに、 ふるさとは のんびり
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スマイルは、取って置き
君との晩餐用に、一瞬だけ
いっつも
笑おうと無理するのは、もうストップさせて、
明るい 涙を 流し続けようか
ぬくもり さらさら と
ゆっくり ひたひた、・・・・泣き節で 嘆こう
その、あいだ
小さな炎が めらめら くすぶっ て、
赤い目の中 で、
きっと 夢が そこから、立ち上がって 来る
身体が、いいかげん、冷たさに そのうち 飽きる のさ
しくしく めそめそ べそかくだけ、かいたら、
あとは、大空に 背筋を伸ばして、燃えあがる しかない
だから、いいんだよ
息・つきながら、
「めぇめぇ」 悲しく、寂しく、落ち込んで しまえば
海と雲の すいぶん が、全部
ひとみ の フィルターを 通して、
吸い込まれて、吐き出され、
それが 皆んな に うつって、
ウエエーン・・・
流れて、川になって、大河になって、道になり、
うるおう姿は、地球クイーンの 太陽・守護神への返礼
さみしいなら、さびしさを 抱きしめ よう
やがて、寒くなって、温もりを求め出す さ
海の お裾分けの 湖で、光る星は、 君とぼくの 明日への輝き だから
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その、涙に 触れても いいですか?
静かな吐息が かかり、 憎たらしいほど 好きだから
あなたは 恋
目の中で ふるえた、この宇宙の軌跡星
夜空を越えて、 風の暗がりに ぼくは、飛び込み たい
愛した過去が、いつか また よくよく 来ます ように
ぼくら自身を涙に してしまい、 お互いの やわらかな、赤い頬から 流れて 滑ろう
きっと 爽快な冒険旅でしょう
ついでだから、豪快に 全身キッスの嵐で抱きつき、
あなたを もう 泣かせないように したい
あなたの 最後は、うれし涙を落とす 影の太陽神・・
でも、それまでに、あなたを たくさん見たい、 皆んなの かき上げる髪の横顔で、揺れる妖精とか・・
ぼくを 少しだけ 許されたい、 皆んなが 笑う鼻先で踊ろう 漫才師トーク・と・落語めいたスピーチして、
この歌を なでてくれれば、 ハミングで 可愛く咲く チャーミングなチェリーを、感じる?
いつか また、 きっと 渡すから、思いの 花束を
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たまには離れよう って言って、 そのまま 遠く・・・・切なく 寂しくて、悲しかっただけ 生涯が 過ぎ去った
にじむ涙は、月が思う 波しぶき かすむ海に 流れる 残念な 怨み演歌
あぁ、
皆んな 家族で 笑う日々なのに、 ぼくだけ じっと ふるえる
見る夢も無い 白いだけの冬を 見送り、 今度の春も また 淡い・まぼろし
詩で踊った
愛を語った
それが ほどけて、ゆるんで、おちた
ただ、今は、もうすぐ やがて来る 春に成って、ほのかさに薄くまぎれたい
春に とけ込んで、流れて、ひろがるぞーー
桜の匂いで まろやかに吹かれ、 甘い はしゃぎ声に消えかかり・・・・・ そっと悲鳴で、ため息 ほほえみ、
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君は どんな 花が好き? 明日の君は、何の酒を 飲むの?
君の未来が、見る番組は? ほがらかな君が 好きな 夢は何?
もう ぼくも 君も、 今までの ぼくらとは違う
新しい世界に入ります
一度 よく分からない人生に戻って
来ている日々を、純白にして 待とう
これからの ぼくらは、まだ 誰も知らない空間を ゆくんだからねっ
今夜
君の顔も 真っ白で、雪肌
笑おうとする前で、 動く途中の 活発な、桃色の春
うっすら スマイルが 楽しげ
家は服
着て歩く、スーパー・テント
スイッチひとつで、サーカス小屋に変身!
町じゅうが庭だから
にこやかに歩き、
愛を あちこち振りまく姿、ひまわり娘の行列
デパートの階段コーナーに、友だち皆んな・呼んで、 鼻歌コンサートのリハーサルを
きっと、明日が 暮れない サマー・ナイトの 炎で、
自然な花火が、ぼくらの ひとみから出る 恋の魔術を体得する!
もう、ラブの子
あふれて、したたる、熱い涙 うれしく にじむよね
光ってる 頬っぺに、笑えるジョークの後味を付けて、
宇宙船ハウスが浮かぶ、ピンク・シャドウの口紅を 空に塗ろう
夕日も おめかし
自然に とけこんだ 思いは、 何もしない ぼんやりした ハミングと同じ だろ?
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春がすみに 歌声ふるわせ、
透明なピュアを見た 冬の夜に さよなら
今度の冬は もっと大きく笑おうね
さあ、
また 夏に帰って、会い直しましょう
シャープなピュアさに 喜びが あるかも知れない
ビーチの輝きは、太陽の初キス
すねたサンシャインが、岩場に逃げ込んで、追っかけるスリル
カニやヒトデの頭に化けて はしゃごう
南国ゆき、冬氷・忘れ号、発射!
肩ぐちから、寒さがゆるむ
深く眠る 宇宙の星を 純粋な人間魂で くすぐれ
春へ向かう 風だまりの 甘い感じ
ラブピンクな、君キャラの ぬいぐるみ・寝返り、むずがゆい
丘のうえで、3,4人で自転車を持ち寄って
息を吐き、しゃべってる夢を ゆうべ 見たよー
ともかく
気持ちを分かってもらえて、うれしい
爆発的に 激しく吐き出す思いなら、くっきり青春も てごたえがあって
15歳の身体で、息を吸ってばかりなのは ちょっと苦しい
人の話をよく聞くのは つらいし、
頭の中が 混乱してくるから
遠い目をして、とがった感覚になる思春期、
情熱の恐竜を 湖・海・山で さがした幼稚園・経由で、
出会える春に、拍手と握手 しよ!
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まだ、ぼくらが、空を飛んで 生まれ落ちる家を さがしてた頃
桜が 海辺に ひろがってて、やわらかい日ざしを 浴びた
痛みも 苦しみも まだ、ナンにも 知らなかった
そんな、母のおなか に 宿る直前に 戻ろう
空気が風の そこで、会って、話を しようよ
そのつもりで、今を見たら いい
純朴ピュアな気で、世界を てのひらに重ねたら、
きっと ぼくたちの 明日も、 笑って、 レインボー霧雨の あさつゆ に、鈴のね を 光らせる
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たまたま この地に 偶然いるだけ の 私たち
おおげさに 望んで も 居ない
期待も 特に してない
今の時代に 生まれて 生きて
不満にも 限度があり、 満足も ほかの生物と比べようが ない
だからこそ、
目を見開いて、真剣に 命と向き合う
偶然、太陽から届いた光が、海と山に まじわって、
ぼくの身体が出来て、君と逢って、話を合わせてる
急がず、急いで、
びっくりしたり、しなかったり、
はっきりした この ぼんやりを 味わい、
てごたえが 不思議
みんなで一緒のことを思おうと くちをそろえる
でも、一人だと 違うことを考えるばかり
大きく 世界を見てみないか
どこへ行く? 人類
宇宙は 広いはず
少なくとも、時間は かなり長い
居場所は 田舎の 泥の小屋
安らぐ歌で、波動を集める
ぼくらの後にも 同じような社会が続くから
泣いて、怒ったあとに、笑ったら、幸せ度がアップするよー
そう、突っ張らずに、 お互い・優しく・触れ合えたら いいねっ
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夜中に ムード出して、 音楽を奏でる
目に見えない熱
聞こえない うめき
傷は、ぐさり 深く、広い
傷つけた人は、 同じ痛みを 持って 生きている
はっきりとは 感じられない
鈍く 長い 苦しみ
黙って、肉体の中に 閉じこめ続ける 悪夢
ずーっと、ぐっと 唇を噛みしめ
泣ければ、少しは らく だけど、
泣けもしない 冷たい気持ちで、ぼう然と立ちつくす……
こみ上げてくる涙を隠し、 深々と うつむいた影
話し合おうよ
また、
傷を癒すために
ねぇ
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横顔
うつむいた みつばちの花嫁
優しく してくれそうで、
つらそうで、
励まし合えそうな、 一緒の 歩き友だち
初恋 ・・・・ いいもんだね
まだ、
あどけない あおい身体の 寂しさを 深く 強く
分かってくれそう だから
思い出せ
心からの恋人は、どんな出会い?
まっすぐ、朝日を背に、バス停で息を吹きかける 白い歯がこぼれ、クスリ笑い
思えば思うほど、好きな色 ピンクの歯ぐき
今 なにしたい?
胸のケーキを焼いて、甘くささやく春風を迎えよう
悲しみは、海色
苦しみ、にがみは、山の肌色
眠りのそばで、コックリうなずく、とろけ声
そのぶん、笑顔も深くなるね
とくに、君の前では