詩人:雪 刀寿 | [投票][編集] |
「おやすみ」の前に
あなたが
何気なく メールで言った言葉は
あたたかくて
あったかくて、
まるで
毛布のよう でした
遠く離れてても、
この世界の 空気を伝って、
思いは 届くの さ
てのひらの熱に くるまって
ゆるやかに 心・おどり、
きっと 線と線が交わる
カーブしてても、
いつかは
しなやかに、クロスできる
運命は、夢の瞬間を見せて、夜空の星に光を流したよー、今
見る夢は
今夜も
きっと
素敵な夢でしょう
心がとけ合う 野原を見たい
そっと 頬をはう光が、まぶしく あとを着いてくる
希望を叶えてくれそうな、愛らしい花畑マジックだね
これからを引き寄せ、
うす桃色の震えを、胸にかき抱いて、
そっと 抱きしめる うれし涙
互いの気を ぴったりくっ付けて、
ぬくもりを また感じて、深まる喜び
さあ、そっと目を閉じて、
ほかほかの やり取りを、 くちの中で はみ、
永久のように、ぐっすり眠ろう
こっくりうなずいて、ね
じっくり 安らぐ 息の 奥底へ 沈もう
詩人:雪 刀寿 | [投票][編集] |
喜ばせてくれてる思い
みんな、
頬で笑ってる
そういう、秋の森で
朝に、スマイルしよう
モーニング・トマトをかじって、
一息ついたとき
君は、ひょっとこがお して、
涙が、うれしく、
ぼくも びゃっと 声が出た
鼻息は、しどろもどろ、ゴテゴテで
聞かせるまでも、なく、
心なしか、なんだか ギクシャク
しっ放しな、あいだの空気だった、
けど
ただ うれしくて
はじめての幸せに
酔いしれた、っけ
涙がかわいても、また潤い、
あとから湧き出てくるねー
うれしさの泉を、君が散らした
ただ ただ、
喜びのしゃっくり だけを
数えて
空を見上げた
楽しすぎて、
ありえない・・・ありがとうの上
アップアップ、だ
女の子も、白い歯こぼれるたび
いい知れない幸せを、感じてるんだね
とっても、いい
詩人:雪 刀寿 | [投票][編集] |
傷が付いた 心で 何するの?
純粋な日に 笑い合った 思い出に涙して
愛は 長く あたたかいもの
出てくる清水は おいしく うるむ
さよならを言ったら、終わりなら、
こんにちわを唱えれば、また始まってくれるの?
だと、いいけど
あきらめないで、ごく じっくり
ちからを抜いて、揺れながら 暮らそうよ
傷はだれにでもあるし
生まれては消える
傷を痛いと思わないと ある場所に気づかないし
傷を癒してくれる 愛の手を 大きく 広くして、
心のトリートメント・ケアを にじませて ゆこうよ
詩人:雪 刀寿 | [投票][編集] |
すこし泣いた頬のあと
しずくが蒸気で、ほんのり風船の 雪・ふわっ
今度来る、冬は 甘いかなー
甘いと いいけど
まひした頭で、随分 苦労した
でも・・今や、自由な自分の好みで遊べる、ポエミィー・ショー・タイム
お菓子な 可笑しな クリスマスは、
頑張った人への、ごちそうばなし だよ
ひっくり返って、おみやげは
盛りだくさんの 死んじゃいそうな 田舎アメの、雨つぶて
自然食品だから、おいしいし、なまが とれたれ・ジューシー
空飛んで、落下傘も七色に、どこへでもゆける旅行パック
で、ひょいと 身軽に 身をひるがえせる いつでも
ここまでしか読まずに、
あまりに調子いい乗りだから、にっくき・人の喜び、と、こんな散文は 足げ(蹴)に 出来るし・・
さわやかで、あったかい、ふれ合う暮らしを
しっかり息づかせたい
夜は、舞台劇の 飽きさせない ディズニーの ままごと、ぼくら・花の 受精・乱舞
ベッド熱の ねっとりした暖かみを
思い、感じ
見つめ合って、
天井を突き破り、この世の終わりまで 一緒に上がってみよう
上へ上へ のぼりつめてみないか?
翼は心さ
詩で、羽をつけろ!
ふわり 光って、黙って、ねむりこむ ってことは、
飛んで ふわり、
真空の空を ただようことだから、
愛で、とっても 喜べる
声は出なくても、思ってる
感じてるんだぞ
わきのすみで、ささやく 風の魔法は、フライタイムの助っと
声なき ゆくえ いつまでも
この広い空いっぱいに、
静かに広がれ
詩人:雪 刀寿 | [投票][編集] |
真剣に生きた
それだけでいいじゃないか
ほかに何も言うな
濡れそぼって、走った
何も のたまうな
懸命に生きたんだ
文句はない
歌が出来た
うなって泣こう
がむしゃらに生きよう
後の結果は 問うまい!
詩人:雪 刀寿 | [投票][編集] |
もし、もう一度 恋が出来たら、
最初からやり直して、あなたを そっと 背中から だきたい
みどりの髪が、さらさら 風に吹き、
ぼくを うれしく困らせる
その のどの かわいい 潤いが、 草の葉の しずくと一緒に 手をつないで 流れ、
あなたを 悲しくも 一等賞に持ち上げ、自然界の女王様に仕立て上げ、 小さなあなたは、うろたえさせられ、困らせられる
ずっと くちとくちをくっつけて、お話していて欲しい
きれいなその目が、ほかのだれにも見つからないように、
ぼくが ずーっとピエロ役を演じて、 ほかの どこも見ないように かくしておくから
宝石のこすれるようなあなたの歌
声が響く、自然界に、ぼくは恋をしていることを知られてしまっている かもしれない
そっと、黙っている んだけど、ね
詩人:雪 刀寿 | [投票][編集] |
すやすや甘い シュガーの蒸気
ぼくをあやしてくれる 安らぎ
君の寝息は、とろけるようで、
むずがゆい、こそばゆい、微笑みが砕け散るメロン
朝まで寝言で踊り、 からみつき合い、愛ねだり続けた
だとしたら、もう、恋人のフルーツ・マザー・ハート
それは、おなかから、君がぼくになって、出てくるジュース・ミックスさ
心地よいリップで撫でる 料理はスパイス・シーソー
うえになった愛が、 言い合いで したから突き上げるイヤなあやで、ごめん の くすぐり すねた、子象
アニマルがマニアックに、ぼくは君に ささやきたい
二人とも しゃべる動物を しよう!
詩人:雪 刀寿 | [投票][編集] |
一番はじめに 泣いたとき
涙に砂糖を まぶしたかった
涙に、シロップかけて食べ、
おいしい顔して 笑おうかな とも考えたー
ああ、考えたっけ!
生まれて初めて失恋したとき
にがいホッペで、 ダハハー と こけた
こけたついでに、悪のりを
ダチと かっぱらいして さ、
そこで また こけて さ
事情を知った 店のおばんから、
笑って さとされ、
ああ、また泣いたーー、よ、なー
最初の涙は、終わりの涙
同じ涙に 違いは ない けど
乾いた涙なんて ないように したい
うるわしい 涙の味は、なくせない
詩人:雪 刀寿 | [投票][編集] |
トラベルに出たら
自由をむさぼり
エネルギーをほとばしらせたい
旅での修行のてごたえの意味は、
自分の個性を見つけて
それをどうたしなみ楽しむか
てごたえが出てくる
見る風景の種類にも多くあり、
かわいいアップリケのハンカチをひろうようなものから、
こわい炎がめらめら立ちのぼる、惨劇風のものもある
自分がうれしくなる
個性をつかんだら
うれしさにアップアップしておぼれる
ふかまるライフが とろける
詩人:雪 刀寿 | [投票][編集] |
人の中でうごめく思いを
たがいに見合える文筆というもの
読んで読まれて
語り、受け継ぐ
悩み ほどけたら 御喝采
でも、むずかしいことは分からない
ただ、気持ちに触れ合うだけで、
自然のぬくもりをさわった感じが、うれしい てごたえ
また、楽しく 話そうよねー!