詩人:雪 刀寿 | [投票][編集] |
動物類の快感をかき集める
今の社会は
趣味が悪い
皆に 欲望をねらわせ
鋭い牙をとがらせる
自然を押さえつけ
人の魂を暴れさせ
調子に乗せ
外世界で
殻を元気よく振る舞わせる
独占者が秘密情報を集め
アマチュア同志は火花散らし、
ケンカをふっかけ合う勢いだ
あぶなっかしい
どうせ、出てくる元気は
プライドごと、へし折られちゃう
勇ましい正義感も、あざ笑われ
つぶされちゃう
だから 最初から皆 心を麻痺させ
操り人形でうぬぼれておく
正義なんて無いか
無目的に暴れるだけのアスリート達
そんな流れが出来た
悪徳社会
皆が足を引きずり下ろされ
自粛し、投げやりになる
歴史に無く、遺伝に見ない
地球が丸ごと管理される 機械世界だ
純情なら神経がびびる
何が起こっているか、分からないまま
実は 弱い奴が、身の丈にそぐわず 高く強く、飛びたがる のだ
恐ろしい自然界に向かって掛かってゆくんだから、現代人は愚の骨頂だ。
壊した自然災害に騒ぎながら、どこかでまだ、人間さまは機械に守られて偉い、と思ってる。
機械は人の精神を守れない
機械に甘え、精神が弱まる
びくびくおびえ
最後は
機械そのものを疑う事になる
強い者ならば、
機械がそそのかす思わせぶり・ほのめかしに乗らない 内心を急がない
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スポーツは焼く
メラメラ
野球選手に憧れ
毎日 素振り5000回やってた
ウサギ飛びに 山道マラソン
雨の日は、校舎の階段を走った
牛乳をたっくさん飲み
いよいよ
予選会の決勝で、
外野ゴロをキャッチし、
捕手へ・・・
一直線の遠投が 強烈で、
ポロリ、が、 夢が終わった瞬間だった。
校庭のまん中にそびえてた木が、
満面の笑みで ケラケラ、肩を揺する
今でも、あつい、やきう狂いが胸に鳴る
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ごり押ししても揃わない政経は
基準をまた変える
宇宙の無意識は眠っている
皆は 自然な心の深みを休ませ、不思議に思わない
そもそも人は 喜んでケンカするような馬鹿ではなかった、と
幸せという物の、現実の内容がちゃんと分かれば、皆の気はしっかり合う
無理した化学=自然破壊によって歪めた地球を、
宇宙を暴れ回るロボットに仕立てるな
素直な自然体に帰って、宇宙に溶け込んだほうが得策だ
社会の脳と目は、まぼろしを掘り過ぎてる
まやかしを飾り付け、蜃気楼に酔わせて、皆を骨抜きにした
それでも 誰もが最後は宇宙へ帰るんだな
そう つながってゆく計算に納得がいくようにしよう
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他者を助ける かけつけ警護
自分だけを守ってりゃいいのではない
複雑な話をかきまぜる役目だな
第三者の横やりが専門の日本人
でも、政治の目的はみじんも進まない
世界はまとまらない 語り合わない
例え話にあきれる
意味が分からない
見ろ、太陽が地球を揺さぶる
もう太陽は待たない
月が乾いた 海を運べ
地球が学んだ処世術を見る
集団人形を演じながら
機械によって皆それぞれ 宇宙に心を合わせ
目をとじて瞑想する状態が 宇宙だ
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夏をしかりつけて だまらせられる?
イライラする元気は、不幸だ
あわてる老人が気持ちを変えた
若い人は自分だけを見るしかない
世界がまとまらない
もう 動物をほこる人間は、あきらめろ
地球は、ゆるやかな爆発を50億年続け
いくらがんばっても、敵を作る愛は 半分しか生かせず
霊の恨みがこびりつく
愛と憎しみが追いかけっこする
熱エネルギーを閉じ、
静かに夜の中に入って 昔に帰れば、
自分の毒が消えるさ。
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宇宙に人の言葉が通じる
人の方から歩み寄れ
はるか昔から
地球に居た
混血の多国籍人が、
今
宇宙社会に目覚めた
もう狭い国での
長い間の人間関係によって決まった
1〜3枚目役は すっかり変わる
都市時代の飾りに酔うな
甘えは剥ぎ脱ぎ、
宇宙の物質になって、外から見て
おもしろがれ
宇宙から地球をはかる
計算を語れ
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ギャンギング・ギャング
朝目覚めると、あいも変わらず大きな夢が心の中で丸く温まっていた
白い脳がサルになるとき、顔面が赤いヒビで彩られて むしろ針をしないでも済むような、脳みそが真紅からピンクへ戻るときの顔面感覚
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まだ愛はない 恋をなんとか育てる
完全な愛は死んだあとに分かる
恋が情熱になってゆくときは感動もの
こみ上げる溜飲
違う炎との出会い
甘いものも苦しい
たった一人だけが棲む星座に帰る
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自分だけの快感を求めて 自由をむさぼる
どういうのが気持ちいいか、自分だけしかわからない
それも 曖昧で、出てきてみないと よくわからない
自分だけにとって気持ちいいものしか 今はもう求めなくなった
それだけ 自由が広がった社会
特に心の中は 自由に思いたい放題、気ままな理屈と気短な思考になった
結構 疲れる
天才ちんまんクンが 今日も内面にとぐろを巻き 渦うねりが吹き荒れている
自由な気分は気が短い
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はっきりした呼吸・・・
ぴったり重なっている君と僕の息継ぎ
ラクで楽しげな息継ぎ
いつまでもこうして甘い思いに浸っていたい
気長く行けるね。どこまでも鼻がのびるようだ
調和が大きくなってゆきます
それをいだきながらゆっくりと浮かび動くのだ
言葉が全然なくなってしまったような感覚で
何も無いけど
からだじゅう全体が、くっきりと うごめいているのさ
静かな安らぎ ボデイーがしずくが巡るピアノ
つゆどきに似合う、シャボン玉が奏でる食卓のホーム愛
どうしてもこうしても、カラフルな君の愛が僕へなだれ込んできて
くちびるをふるわせ、おしりをもぞもぞと浮かせて
上の方へアップアップ、魚にも鳥にも成った愛の愛の愛
合致した逢瀬。もういつも片時(かたとき)も離れないまぼろしムービー