詩人:雪 刀寿 | [投票][得票][編集] |
まつげ湯気
ほんのささいなことで、ひとみを「ジュン」潤ませる
デリケート・パワー
少し泣いて、気が晴れれば、次も頑張れる
そんなわけで、落ち込みは、レスト・踊り場
休みどころ
感覚の空気 しめらせるための薬で、
日々 手ばなせない
曲線美ナチュラル道は じわり続き、
思いもしないのに、
急に少しばかり叫びたくなる
意味づけする必要ない
自然な歴史の流れ
遺伝子の なごり
笑いながら泣く時もある
複雑系大和人
エネルギーの発露は、細く、薄い、しとしと雨のよう
巻き舌の離れわざにまだ慣れない
なにせ、英語で喧嘩してないから、明るく泣けない
激しくののしる、豪雨が本当
くやしがりを、トレンド・ファッションにするスポーツはいかが?
小指にリボンまくような 洒落かた
それで、リトル・クライで悲しみを吐き出す影が、たっくさん
まっすぐ見つめて気をつめたときに
光る吐露の、後々の喜びが、歌いかける
励ましの残り香ソング
しらんぷりで ほっときながらも涙ぬぐったら、
すぐ「プン」すねて、
女の子ふうに、丸く微笑みを分けてくれる
半べそ暮らしが、わがままをリセットする理由さ
はじく小指で、弱さを言えるから