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万田 海斗の部屋


[181] そよ吹く風の待合所
詩人:万田 海斗 [投票][得票][編集]

遠くへたなびく列車群や
秋の夜空の 海船グループの向こうっかわに、


あったかい日が待ってくれている


心待ちにして、たずねてゆけば
手を広げて迎えてくれそう

夏と冬のちょうど真ん中で、涼しい季節の
10月10日に、ぬくもる話をしよう

約束だよ

あついひとみで、未来を語れる人

炎の希望を 目で言う時、

ほころぶようなジョークはじける
キュートなセンスで、包み込む

お人よし以上に、素朴な姿かたちは、
キャッチー・フィーリング あこがれ夢精の天使さま



ここは、自然スペース

同じ思いをしてる人
どこか

世を見て、あれこれ危惧し、心配も底をついちゃうほど

これまでがそう付いてなかったんで、
これから半分だけ期待する力を残したつもりで、

過去の出会いも、自分セルフの気の迷いから、
掘り下げられずに、奥まった交わりが出来てなかった



思いだけで 話してみよっか?

思いさえクリーンなら、
スカッと突き抜ける未来ばなしになるはず

飾り立てた 無駄な荷物はおろして、
草や水のように、なにげなく揺れて 吹かれる
影を伸ばす ナチュラル・エネルギーで 素のままゆこう!


さあ、そよ風に追いすがってみよう

爽やかげに胸を広げ、ひと吹きのシューーッ、

おのれが風に 重なってみよう

2008/09/03 (Wed)

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