詩人:雪 刀寿 | [投票][得票][編集] |
風呂上がり
タオルで顔・拭いてると、
雨上がりの湿気に乗っかって、
そこいらの、窓の外に繁る、葉っぱがツンと香る
何だか
その緑たちを かき集めて、
肌いっぱいに こすりつけ、思いっきり身体じゅうを拭きたいような気になった
それだけ、、自然に溶け込みたい気分
?。。 獣の血が、昔を懐かしむのか?
そんなグリーンは、僕の鼻へわずかな臭味を運んできて、
なんか 頑張って 優しく 僕を包んでくれようとしてる みたいに思えたんだ
ちょっと変な感じだね
水と陽射しをいっぱいに吸い込んだ、クロロフィル・フィトンチッドとも、ふと、「仲良くしたい」、、なんて思っちゃった。