詩人:MOO | [投票][編集] |
あっという間に過ぎていく
季節の中に置き去りくらって
心の中は
なにも変わっちゃいないのに
大人になんかなりたくない
なれないよ
僕はあの頃と
なにも変わっちゃいないのに
なんでもないときに
時間の流れを感じて
ふと 立ち止まると
あの時見てた景色は
もう 僕の目の前に無かった
どうすればいい
記憶の中の 僕に聞いても
切ない顔して 見ているだけなんだ
忘れないでって
僕は僕にいってるのに
もう 届かない
声さえ
どうしたらいい
未来の中の 僕に聞いても
困った顔して 首を傾げるだけなんだ
また桜の季節が巡ってきたよ
ねぇ 僕には今
何度目の春なの
ねぇ 僕には後
何度の春なの