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青央紗の部屋


[41] 見える機械音
詩人:青央紗 [投票][編集]

冷たい足の音楽
柔らかい影が見えた9個目のナイフ
言葉は羽に吹き飛ばした
聞いて欲しい
君のままで
私を聞いて欲しい
青い夕方に
心の色の時間帯に
聞いて欲しい…
サビた音色のオルゴール君みたいで
美しくて個性的
ゆるやかなカーブをいつまでも曲がる
指先に見えた雲の魂その先目指して
ゆるやかに曲がる道を突き進む
心臓の音で体中が
いっぱいになる
鳴り止まない
思考と心臓に
昨日と今日と明日はひとつになる
私に全ての境目は無い
私は私の空の心だけ

2006/08/19 (Sat)

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