詩人:未知 | [投票][編集] |
やがて去ってしまう
いまここにあるように見える
愛も夢も、自由も
目の前にいる愛しい誰かも
いつかはいなくなってしまう
もしそれを知っていて
解っていて君が
あの道を選んだなら
後悔もぜんぶ飲み込んだなら
もうなんにも言わないよ−。
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もどかしいことばかり
切なくて報われない
いつまでも救われない
そしてウジウジと殻にこもるだけ。。。
今日も臆病に膝を抱く
よみがえる醜い感情
眼を閉じたままで走りたくなる
すべてを壊して
暴れまくって
思いのままに生きる君は
社会からはずれて
際立っていて
ルールも常識の欠片も
ないけど
痛さを堂々と見せつけるような
そんな破天荒さは
時々なんだか羨ましい
何故だかとっても妬ましい
愚かに徹して生きるだけの
覚悟も決まらずに
僕はここで足踏みしている
今日の終わりを
見届けることもなく。
擦り減るばかりの踵
濡れることを避けて
あの海を渡りきるなんて
できないのにね
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孤独孤独と言うが
あんたはそんな自分に酔ってるだけ
悲劇のなかに身を置くことが好きで
ひとりぼっちでさみしいと嘆く
なぜなら幸せを掴みにいくことは
もっともっと勇気が要ることだからだ
傷つかない道を選んだ結果
実は自分がすり減っている
除けものにされたフリをして
自らその輪から外れたんだ
そんな過去と今に黄昏れて
また窓辺で詩を書いている
そんなあんたにもーうんざりだ
ただそれだけだハヤク消エチマエ!!!
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いきなり、ダジャレですみません。。
でもこれは、紛れもなく。
身をもって識ったこと
自尊心なんて大層なもんを
持つ価値もなく
今まで守ってきたソレが
ほんとは空っぽで
中身のない容れ物だったコト
実体がわからないというコト
(くだんねぇーな...)
思わず一人で呟いてしまった。
自分のつまらなさに
びっくりするネ!!!
この人生には何もない
足跡はどこにも見つからない
(内容がないよう...!)
まさにこの一言に尽きるわけで。
でもせめて笑ってほしいから
莫迦なフリして
おどけてみせるしかないのです。
進行形のこの痛みさえ
開き直って鈍感を
演じてゆくしかないのです。
もし君がこの意図に
気付いたときには、、、
どうか何も言わずに笑い飛ばして。
もう一粒の涙が零れたら
また翳ってしまいそうでコワイから
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平熱の感度を忘れちゃったよ
過ぎてゆくだけの日々...
アンテナ立てたところで
波長も合わない
スルーされてく言葉の中に
本心を隠しても...
もう意味ないね。
「この花の名前を知っているかい?」
「これはきみの誕生花だよ」
摘みながらきみが
可哀想だといった
花を折るのは可哀想だといった
ぼくはちぎり取って
あの空に放り投げた...
なんて贅沢な遊びだろうね
その瞬間だれかがシャッターを切った
彼らにとって大切なのは
きっとそのときどきの
刺激だけなんだろう
ぼくにとって大切なのは
純粋にそのときどきの
理由だけなんだよ
ほんとは思い切り
ダイブしてみたいけど
いまあの青がイタくて眩しくて。
きみに会わせる顔も
見当たらない...
世界の潮流に流されてゆく
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途切れそうな想いを
さり気なくまた君が繋ぐから
今日まで恋を諦めなかっただけ
いまさら勘違いだなんて言わないで
その気にさせたのは
どっちだよ?!
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唐突に真っ暗な
夜に放り出されたよう
思考回路が停止したままで
手繰り寄せるのはなぜだか
過去のことばかり
君と居た日がいちばん
幸せだったように思えた
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どうしたいの、と僕は言った
どうにでもなればいい。と君が言った
かける言葉も見つからないよ...
宙に融けたはずの
あの日の感情を思いだしてた
憂鬱がやってくる-。
真っ暗闇を連れて
憂鬱がやってくる
すべてを覆い隠すために
詩人:未知 | [投票][編集] |
現実の背景を、自ら暈かしていた
整えられたありがちな道を
進みながら、荒らしまくって、壊しまくった
存在を忘れないように
瞬間を、忘れないために
若さの熱にうかされた
自分を甘やかすことしか知らない
子供の僕は
後戻りできない苦しさや
先の見えないもどかしさや
不可解な感情に
いつも見張られ、監視されているようで
時々なんとなく投げやりになった
狭い心の中に
不意に君が落とした言葉
鮮烈な
毒針みたいな出来事
その日から確実に
体は言うことをきかない
自分の心が遠くに感じてしまう
蝕まれたまま、月に手を伸ばして
痛いふりをしようか
あの一撃がまさか
今日まで続く悪夢になるなんて。
彼女の沈黙が今日はこわいな