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未知の部屋  〜 新着順表示 〜


[223] 余生と岐路
詩人:未知 [投票][編集]

やがて去ってしまう
いまここにあるように見える
愛も夢も、自由も
目の前にいる愛しい誰かも
いつかはいなくなってしまう

もしそれを知っていて
解っていて君が
あの道を選んだなら
後悔もぜんぶ飲み込んだなら

もうなんにも言わないよ−。

2015/02/08 (Sun)

[222] 不機嫌の理由
詩人:未知 [投票][編集]

もどかしいことばかり
切なくて報われない
いつまでも救われない

そしてウジウジと殻にこもるだけ。。。

今日も臆病に膝を抱く
よみがえる醜い感情
眼を閉じたままで走りたくなる

すべてを壊して
暴れまくって
思いのままに生きる君は

社会からはずれて
際立っていて
ルールも常識の欠片も
ないけど

痛さを堂々と見せつけるような
そんな破天荒さは
時々なんだか羨ましい
何故だかとっても妬ましい

愚かに徹して生きるだけの
覚悟も決まらずに
僕はここで足踏みしている

今日の終わりを
見届けることもなく。
擦り減るばかりの踵

濡れることを避けて
あの海を渡りきるなんて
できないのにね

2015/02/08 (Sun)

[221] I, MY, ME
詩人:未知 [投票][編集]

孤独孤独と言うが
あんたはそんな自分に酔ってるだけ
悲劇のなかに身を置くことが好きで
ひとりぼっちでさみしいと嘆く
なぜなら幸せを掴みにいくことは
もっともっと勇気が要ることだからだ
傷つかない道を選んだ結果
実は自分がすり減っている
除けものにされたフリをして
自らその輪から外れたんだ
そんな過去と今に黄昏れて
また窓辺で詩を書いている
そんなあんたにもーうんざりだ
ただそれだけだハヤク消エチマエ!!!

2015/02/08 (Sun)

[220] 内容がないよう
詩人:未知 [投票][編集]


いきなり、ダジャレですみません。。

でもこれは、紛れもなく。
身をもって識ったこと

自尊心なんて大層なもんを
持つ価値もなく

今まで守ってきたソレが
ほんとは空っぽで
中身のない容れ物だったコト

実体がわからないというコト

(くだんねぇーな...)

思わず一人で呟いてしまった。
自分のつまらなさに
びっくりするネ!!!

この人生には何もない
足跡はどこにも見つからない

(内容がないよう...!)

まさにこの一言に尽きるわけで。

でもせめて笑ってほしいから
莫迦なフリして
おどけてみせるしかないのです。

進行形のこの痛みさえ
開き直って鈍感を
演じてゆくしかないのです。

もし君がこの意図に
気付いたときには、、、

どうか何も言わずに笑い飛ばして。

もう一粒の涙が零れたら
また翳ってしまいそうでコワイから




2015/02/08 (Sun)

[219] POPPY
詩人:未知 [投票][編集]

平熱の感度を忘れちゃったよ
過ぎてゆくだけの日々...
アンテナ立てたところで
波長も合わない

スルーされてく言葉の中に
本心を隠しても...
もう意味ないね。

「この花の名前を知っているかい?」

「これはきみの誕生花だよ」

摘みながらきみが
可哀想だといった
花を折るのは可哀想だといった

ぼくはちぎり取って
あの空に放り投げた...
なんて贅沢な遊びだろうね

その瞬間だれかがシャッターを切った

彼らにとって大切なのは
きっとそのときどきの
刺激だけなんだろう

ぼくにとって大切なのは
純粋にそのときどきの
理由だけなんだよ

ほんとは思い切り
ダイブしてみたいけど
いまあの青がイタくて眩しくて。

きみに会わせる顔も
見当たらない...
世界の潮流に流されてゆく

2015/02/08 (Sun)

[218] 感違い
詩人:未知 [投票][編集]

途切れそうな想いを
さり気なくまた君が繋ぐから
今日まで恋を諦めなかっただけ

いまさら勘違いだなんて言わないで

その気にさせたのは
どっちだよ?!




2015/02/07 (Sat)

[217] ブラックアウト
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唐突に真っ暗な
夜に放り出されたよう
思考回路が停止したままで
手繰り寄せるのはなぜだか
過去のことばかり
君と居た日がいちばん
幸せだったように思えた

2015/02/07 (Sat)

[216] あぐり
詩人:未知 [投票][編集]

一生懸命
死のうとする君の横で
一生懸命
生きようとする
命がある

君は果てしなく
純真無垢だ

抗うことすら諦めている

2015/02/07 (Sat)

[215] 憂鬱がやってくる
詩人:未知 [投票][編集]

どうしたいの、と僕は言った
どうにでもなればいい。と君が言った

かける言葉も見つからないよ...

宙に融けたはずの
あの日の感情を思いだしてた


憂鬱がやってくる-。

真っ暗闇を連れて

憂鬱がやってくる
すべてを覆い隠すために

2015/02/06 (Fri)

[214] 白昼夢
詩人:未知 [投票][編集]

現実の背景を、自ら暈かしていた

整えられたありがちな道を
進みながら、荒らしまくって、壊しまくった

存在を忘れないように
瞬間を、忘れないために

若さの熱にうかされた
自分を甘やかすことしか知らない
子供の僕は

後戻りできない苦しさや
先の見えないもどかしさや

不可解な感情に

いつも見張られ、監視されているようで
時々なんとなく投げやりになった

狭い心の中に
不意に君が落とした言葉

鮮烈な

毒針みたいな出来事

その日から確実に
体は言うことをきかない
自分の心が遠くに感じてしまう

蝕まれたまま、月に手を伸ばして

痛いふりをしようか

あの一撃がまさか
今日まで続く悪夢になるなんて。

彼女の沈黙が今日はこわいな



2015/02/06 (Fri)
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