詩人:未知 | [投票][編集] |
HELLO!
君のなかに居る悪魔は元気かい?
いつも傷つくよ、傷ついてるよ
飼い馴らされたフリして
明日の下剋上
魔法の呪文がここにあるんだ
朝靄の空に幻をみて
ふたりは所詮、他人なんだと識った
もう充分に傷ついてるから
いい加減、その剣を鞘に納めてよ
軽蔑のまなざしが明日をも貫く
痛いばかりで甲斐がないんだ
そこかしこに溢れてる偽りの仮面たち
昨夜の君は悪魔のターン
悲劇のようだよ、矢の雨に撃たれ
絶望という名で運命を誤魔化せば
とっくに捨てたはず苦いなみだが
未来まで滲ませる
夢見た日々を追いかけた日々を
さり気なく思い出していた
振り返るのがこわいだけ
本当はなにが大切なのか
ちっとも解らぬままで
今夜の君は天使のターン
向こうに行けよ
サヨナラとか言わないから
消えちまえよ、手なんて振らないから
とっとと何処へでも
勝手にしろよ
ぼくはひとり踊り狂うピエロ
世界は突然に表情を変えた
そこかしこに溢れてる偽りの仮面たち
使い捨ての仮面たち、そっと身に纏い
この胸のなかに眠る悪魔に囁く
"お前の力は借りない"
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じぶんを騙してジブンに裏切られ
じぶんで傷つけジブンは癒さず
じぶんを殺せばジブンが死ぬだけ
どうして生まれたのか
なぜここにいるのか
なんのために生きてゆくのか
意味もなくわけもなく
それとなくまた紡ぎだす
怖がってばかりじゃ進めない
分かりきっていたこと
けれどずっと「無いこと」にしていた
「誰かのせい」じゃもう片付かない
絶望よりも希望がいい
世界が笑うよりも先に微笑んで
目が覚めたなら真っ先に
空の色を確認しようか
真実よりもいまはただ
信じられるものを見つけたい
願うばかりで臆病な日常を
変えるためのこの布石
素直なこころで感じるために
転がるように前にのめって
いま十字架にキスするみたいに
手に届くだけの未来に触れたい
忘れ去られた運命をたどって
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不幸に気づかないのは
幸せなのかな
知らないでいいことも
たくさんあるかな
季節を素通りしながら
だんだん壊れている
いまはどうしてかこんなにも
傷つきたくて
傷を付けたくて
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まぶたの外でも裏でも
叶わない夢ばかり
手に入らないのに
手に入らないから
美しいものだけ
追いかけている
悩ませないでね。
いつだってウソツキな
自分自身に
鏡のなかで
問いかけていた
本当に欲しいものは、なに?
迷子ごっこ
繰り返すあいだにも
タイムリミットは刻々と迫る...
隠しつづけてきた
想いも痛みも真実も
いっそこのまま
秘密として終わらせる?
今日も眼に映るのは
美しいものだらけ
この手に届かぬ人だらけ
なりたい自分に
なれないままで
砕けた反骨心
捨て去った自尊心
言わせたくなかった
きみに言わせてしまった
聞きたくなかった
いま、きみが、そっと吐き捨てた
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胸張って
堂々と
クズらしくいこう
恥じる必要はないっ
僕らがいるから
彼らは
輝けるのだっ。
と。。。
そうだ
臆することもないっ
ヒエラルキー
支えているのは
僕ら底辺
よく覚えとけっ!
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埋もれる弱さと優しさに
ホントは気づいているけど
心は現状にあえぐだけ
やり過ごすだけの日常
ルーティーンに追われて...
移り変わりの激しい現代だから
大事な何かが欲しい
大事と思える何かが欲しい
たったひとつでいいのに
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大義に名を借りて逃避行
肩書きは持たない
まさに夢の中
美学という
言い訳のオブラート
甘く甘く甘く...
続かないよ命の声
届かないよ君の愛
こときれて
明日にはもう