想わせ振りで
曖昧な
あなたの唇

絡め合えるのは
躰だけの
曖昧な関係

駆け引きに
堕ちない様にと

正気を保とうとも
狂う理性

躰だけ
結ばれても

想いは
報われない

戯れるのは
密室の
Sheetsの中だけ

欲する
あなたの心は
誰を
見ているの

想いが
報われても

恋愛は
結ばれない

まるで
何もなかった様に
日々は過ぎて

確かに存在した
あの日は
夢の様な現実

彼から
音沙汰はない

私からは
絶対に逢えない

恋人は
淋しさに混ぜて
時折 優しい

罪悪感よりも
あなたに
執着する心

あなたが
求めているのは
躰だけ

そう 私も
同じかもしれない

次の密会場所は
格安の
Love hotel

躰と躰を
繋ぐだけの関係

二人には
好都合な場所

切っ掛けは
幾度目かの電話

逢おうと
言うあなたと
孤独に
負けたから

梅雨入り前の
火曜日
知り合った
翌月のできごと

言い訳は
何とでも けれど
決めたのは
誰でもない私

人通りの
少ないバス停

隠れる様にして
あなたに
出逢った夕方

沈むのは
夕陽と罪悪感

山間の道
走らせた車で

星が見える頃
躰と躰
繋いだだけ

深い意味も
何もない
欲と欲の行為

それだけの
出逢い
それだけの関係

君が居たから
あの夏は
色褪せないんだ

もう何年
これから何十年
経ってもね

君の支えに
なると思う

君が支えに
なると思う

確かに 永遠は
あたしと
君のあいだに
あるのかもしれない

夏の熱に
浮かされた様な
情熱は
薄れたけれど

秋の日の
物寂しい風景に
彩りを
与えてくれた

冬の夜は
冷たくなった肌に
温もりを
教えてくれた

季節が
変わるたびに
醒める夢

深まる愛情が
続きます様に

汚れた過去に
汚した躰
消せない傷跡も
すべて
洗い流して

花の様に
清く 美しい躰で
貴方を
愛そうと思う

咲き乱れるのは
その胸に
抱れる晩だけ

無駄に欲は
満たさない

汚れた花は
咲かさない

貴方の美しい花で
在り続けたい

現在の幸福の
その先に
何があるのかなど
愚問に近い

馬鹿げた話
あなたは
笑うだろうけど

閉ざされる愛
いつか
消える道

消えない不安
Baby あなたとの
未来が怖い

あなたの
瞳に映るあたしは
何に怯えてる?

付き纏うのは
不安と
生温い愛情

誓った愛に
嘘 偽りはないの
すべて
事実 真実

過去も現在も
幸福なら
未来も変わらずに
傍に居れる

過信する愛情
Baby あなたなら
そう思える

あなたの
瞳に映るあたしは
未だ怯えてる?

瞳の奥から
貴方の
伝えたがる言葉が
胸に届くんだ

手に取る様に
分かるよ
貴方の望むこと

貴方は
私を愛してる

そんな風に
言葉にする私
けれど、
貴方 否定した事は
一度もないもの

私も…
貴方を愛してる

その胸に
響いていますか
絶えず、
貴方を愛してると
感じてますか

唇から唇に
夢を注ぐ

肌から肌に
愛を誓う

貴方を愛す限り
永遠に…

本気になれば
なる程
いろんなモノを
壊してゆく

30ヶ月の恋愛も
約束された
未来も
崩れ堕ちてゆく

すべてが
無意味だったと

たった一秒の
感情で
変わる運命

何もかもを
犠牲にしてでも
愛したい
愛したい人を

裏切りと
密愛の狭間で
戸惑い
揺れながら

心では
ひとりの人しか
愛せない

認め合うのは
互いの
心と躰だけ

行き場のない
恋心と
下心の駆け引き

逢引 繰り返す
男と女

苦悩より本能
日陰でも
傍に居れるなら

怖いのは
ふたりの未来より
情欲に
溺れること

離れられない躰が
貴方を
失くしたなら
泣きそう

心ごと
死んでしまいそう