詩人:ゆぅ | [投票][編集] |
常識屋になった彼女は
偉そうに物云う
まるで自分は何か
悟りを拓いた僧の様に
馬鹿馬鹿しい…
心になんか響かない
誰も彼も似た様
それは私への挑戦か
あるいは何か…
意味のない言葉と
理由もない未来への道
悩みなんて一つもない
ような顔をして
馬鹿みたいな振る舞い
なんて誰かの為
気付けば自分の為
抜け殻を探してるんだ
『元に戻る』ために…
『元に戻る』ために…
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あなたは酷い人ね
誰も彼もに
良い顔をして
私を去り気なく
傷付けるんだ
あなたの愛を
どんな時も
受け止めて来たわ
けれどあなたは
気分次第で
私の愛をぶち壊す
きっと、世界は
あなたの味方でしょう
ひっそりと傷付くのは
いつも女の私…
きっと今度もそぅね
それでも
あなたを許してしまう
これが"惚れた弱み"
なのかしら…
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君は自分に酔う
私は君に酔う
ただ愛されたいと
願うだけです
君は愛を乞う
私は愛を乞う
二人にあるものは
未来だけです
君は夢かと問う
私は恋か問う
答えなど
見付からないのです
ただ…
出逢った事に
違いはないのです
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酷く孤独な夜だから
気絶するまで
揺らして欲しい
格安のLove hotelで
黙って抱いて
何度もイカせて
照明も冷房も要らない
汗まみれになるまで
抱いて、抱いて…
現実離れした世界で
夢を見させてよ
理由なんて、後から
付け足せばいい
今はただ…
格安のLove hotelで
黙って抱いて
何度もイカせて
夢心地でいさせて
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愛し過ぎるぐらいなら
私は間違いなく
別れを選ぶでしょう
想いが一人歩きすれば
傷だけが増して
終わりが来るから…
想いが熱を持つほど
冷静になっていく
出逢いの形や時間が
違っていたなら
少しは二人の未来を
見れたのかな…
なんて叶わぬ現実
私は追わない
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距離を置いたのは
誰とだって
心底分かり合えない
そう感じたから
孤独が怖いくせに
強がるから
誰でもの顔色伺って
虚しくなるんだ
嫌な事には蓋をして
誰かと正面から
ぶつかる勇気もなくて
自分を誤魔化して
人生なんて
こんなものだと
説いてみせた
呆れるほど誰かを愛し
愛されて
何でもない出来事に
『幸せ』を
見付けられたら
友との想い出ばなしに
夢中になり
『馬鹿』が付くほど
笑い合えたなら
こんな『幸せ』
他にないだろう
人生なんて
こんなもので
十分だろう
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『逢いたい』と云う
あなたの声を
うわの空で聴いた
聞き流した言葉が
彼の口から漏れてたら
きっと、胸に
響いていただろう
心は此々に在らず
まるで他人事のように
遠目から見てた
鏡に映った、あなたが
好きだと云った私を
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貴方との想い出全てに
記念を付けたなら
両手だって
抱えられそうにもない
貴方との恋愛生活
その響きだけで
温かくて、心地良い
些細なトラブルや
愛情表現
有り触れた日々でも
毎日が"恋愛日"
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感情に流されて
本能に乗せられて
愛を棄てた
理性を失くした
この先には
何も残らないだろう
例え行き先が
地獄でも、天国でも
君がいればいい
情熱の彼方は
きっと、
最後の楽園だろう
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ただ憂鬱な日々は
眠り続けて過ごしたい
未来は遠過ぎて
見失ってしまいそう
眩暈を覚える様な
現実の世界で
全てに於て意味を問う
理由を付けなければ
生きられない程
強い者が
弱くなってしまった