詩人:凜一 | [投票][編集] |
追いかけることだけを
繰り返していく
つまらない日々に
夜明けを怨んだ
永遠に夜だけでいい
なにも知らずに
眠っていられればいい
そうすれば
朝焼けの眩しさも
涙も
君への想いも
憶えて泣かずに済んだのに
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宇宙に漂うゴミのように
誰にも名付けられない
誰にも動かせない
時を刻む声さえ
届かない
そんな僕らだから
何も持っていない
忘れたいモノも
忘れたくないモノも
何もいらない
漂うために必要なのは
ただ一つ
君を愛する想いだけ
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とめどなく溢れていく君に
僕は
抱き続けた孤独さえ
忘れてしまいそうになった
ふたり肩を並べ
水面に揺れる朝焼けを見つめたあの日
君と僕が
確かに生きた時間を
どうか遠く離れても
忘れないでいて
時間という名の悪魔に脅されて
他の何かが変わっても
壊れても
君と僕だけは
変わらないでいて
夢現つに君の声
引き寄せられるのは
夢の中か
現実か
それすらも分からずに
確かなモノなんて
君を愛したキオクだけ
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僕らは
非常によく出来たモノであり
僕らは
非常に不出来なモノである
どうやってプログラミングされてるんだろう
この愛したい衝動
でも解除はできない
どうやって設定されてるんだろう
ココロの温度
でも調節はできない
僕らを造り上げた人って
相当な天才
んでもって相当な大馬鹿
誰かスイッチを取り付けて
調節して
ココロが
体が
いつもショートしてるから