詩人:柚 | [投票][得票][編集] |
孤独の空に見たのは
たったひとつの雲の影
嘘つきの横を
夜の風が走っていく
より速くを競い合いながら
どうにも入れない世界は
明かりのついた家のようで
外から見てる僕には
声と人影しかわからない
浸る孤独は星の輝きを誘った
街頭の下に行ってみれば
なにか暗いところが怖くて
結局はその場を離れてしまう
やっぱり違うのさ
違うのさ
僕は一人の夜をどう過ごせばいいのか
独り 悲しくなる
生きていけると思ったレールの上は
ある日突然不安になるものだ
消えてしまうから
以前にはもう戻れないのは知っている
もう引き返せない
立ち止まる ワタシ ひとり