詩人:来永 | [投票][編集] |
温かった
あの手は
もう一度
握る事が
出来たときには
氷のように
冷たくて…
温かな貴方の手を
握る機会なんて
いくらでも
あったのに…
もう戻らない
あの手
骨になり
握る事さえ出来なくて
箸で掴んで
触る事さえ出来なくなった
大事な人の手の温もりは
風化せず、いつまでも
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現実なのか
夢なのか
リアル過ぎて
私の中の少ない脳を
混乱させる
物語の続きは
夢で見るのか
現実で歩んで行くのか
焦燥感だけが
気持ちの悪い汗となり
モヤモヤさせる
詩人:来永 | [投票][編集] |
突然の雨
突然の風
突然の地震
大丈夫なのか
日々考える
明日は来るのかと
明日がくる喜びを
こんなに
感じていたであろうか…
明日を生きる事に
臆病だった奴が
今では喜びを覚えた
生きたいと願う
一秒でも長く
1分でも時を大事にしたい
いつ何があってもおかしくないと思い知らされたあの日。
あの日からきっと変わった気がする
詩人:来永 | [投票][編集] |
四年の月日を経て
僕達は再び出会った
汚れをしらない
君の気持ちを
ぶつけられる度に
あの頃には戻れないと悟る
何も変わっていないと
思っていた毎日が
君を欲して
何も満たされないと
思っていた日々
慣れてしまって
いや
過去を愛し過ぎてしまって
君を受け入れられない
真っ白な君を
真っ黒な僕が
塗り潰すだけ塗りつぶし
置き去りにした
ごめん…