夜に現れる偽り王子手をとり城の中へ優しいキスも触れるその指も愛おしい言葉も嘘だと分かっていた朦朧とする意識の中大事にしていたテディベアも存在を失くして手だけはずっと握りしめていたなんでなんでが続く一方気持ちは此処まで風はどこまでもどうしてどうしてが続く一方王子は姫のもとへ夜明けと帰って行く
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