詩人:紙一重 | [投票][編集] |
いつもは強気なあの人
笑った顔に力がないのは
気づかないふりをしよう
悔しかっただろう
悲しかっただろう
それでも口にしたのは
未来の話
私はきっと戻って来ると
あの人は笑ったんだ
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イメージカラーは白
線細く守らないと
いけなそう
肉体は強くないが
意外に精神はタフ
愚痴不満あまり口にせず
とにかく真面目
淡々と
ただ淡々と努力して
能力もかなりのものだが
手柄自慢せず
気遣いは気づかれないように行い
人の内情には立ち入らない
美しいものを好み
綺麗好き
いつもありがとう
言うこと聞かなかったり
ごめんね
とうてい次元違うため
あなたにはなれませんが
尊敬してます
おかあさん。
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言いたいことが、ある
誰に、とかじゃなくて
何を、とかじゃなくて
漠然とした糸屑が
絡まりあって、ほこりになって
水分吸って重たくなって
心の真ん中に陣取る
色んな出来事と
色んな感情が交差して
つかえてる
声、をだしたいのに
うまく、だせない
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そんな顔しないで
前も横も水玉もよう
せっかく干したシーツは濡れて
はじっこに引っ掛かっていた
そんな顔してもまだがんばるの?
君にはこの言葉を贈る
「もう休みなよ。」
壊れてることに早く、気づいてあげて
自分を大切にして
好きなことして
君が元気で笑顔になる
暴風の夜
そんなこと願ってる
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心と反対の行動を
すれば断ち切れると
思ったのは甘かったね
君への思いは
増してったから
少し後悔してるよ
本当は今すぐ
囁いてほしいくらい
白い肌に少し小さい声
押したら壊れそうで
イライラするけど
そんな君が好きになりそう
迷ったりびびったり
よく疲れてたり
ぐち言ったり
もっとしっかりしなよって思うけど
そんな君が好きになりそう
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かっこわるく あがく
殻やぶるためには
ひそめた眉や苦笑いなんて
構っていられない
火事場の馬鹿力に期待
夢見てひたすら
周り見ずにひたすら
踏み出した道が回り道でも
ただひたすら
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蝉の声
明るい緑
暑すぎる体育館と
ぬるい水
部活帰り
好物のアイス食べながら
君はこれから
どこに行くんだろうね
きっとどんな未来でも
こわくないよね
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はっきりとしてる
あの人に比べて
理由とか周りとか
自分の痛みとか
考えたりして
小さいなあ
かっこわるいなあ…
と泣きたくなるわけです
でもでも
すぱっと決めたようにみえるあの人だって
本当は悩んだんじゃないかな?
なんて思ったり
思ったり…
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やっとわかった
定期的に私の涙が出る理由が
元栓を絶たない限り
この涙は流れつづけるだろう
嘲笑がこわかった
振り返ってくる人の
視線に怯えてた
自信がなくて
劣等感だらけだった
不安を必死で隠して
目立たないようにした
一番無難な道しか歩かなかった
私なんて無理だと思ってたから
失うものなんて
考えてみれば何もなかったのに
こんなに若造なのに
完全な守りに入ってた
でも守りに入るほど
辛くなった
だって
本当は
(かがやきたかったんだ)
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雷鳴がとどろき
引き裂かれた親と子
苦しみ
はいずり回った
大地に残る爪跡
それでも握りこぶしには
まだ力がこもっている
踏み潰された草は
また立ち上がり
復活のさけびをあげる