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いくら待っても
「時期」は来なかった
チャンスも
環境も
人も
整わなかった
そこでようやく
目が覚めた
この信号はいつまでたっても
赤のままなんだ
手上げて
無理矢理ねじこんで
制止振り切っていかないと
思ってるだけじゃ
叶わないんだ
スマートじゃなくていい
強引でいい
転がりながら
突破したいね
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こころをひろく
とか思ってる時点で心は広くないこと
わかってるよ。
だから言い聞かせても
あんまり意味ない
我慢してるだけだから。
結局また出てくるから
正論にはいらいらするんだ。
そんなの、聞きたいわけじゃない・・・
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泣いた
わんわん泣いた
分厚い壁が崩れる音を聞いた
重たい装備がガシャガシャ落ちてった
最後に残ったのは
はだしで
膝を抱えてるこども
だった
色白で
ひどくちっぽけで
弱い生きものだと思った
「これ見せたら
ママにほめてもらえるかな」
一生懸命描いた絵をにぎりしめて
その子は言った
きっとほめてくれるよと
私はその子を抱きしめてまたわんわん泣いた
その子の目が
どうしようもなくキラキラしていたから
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人と比べてもしかたないじゃんとか
悪いけど私はあんまり信じれない
だって何百回言い聞かせたって
納得できない。
現実味ないもの。
人は結局人との対比で
個性が出てくると思ってる
最近気付いた
私の中に
極度のマケズギライが潜んでる
絶対表に出したくないギラギラのやつ
のほほんとしたかんじでとりあえず
隠してるが
負けず嫌いとか何も意識してない人に
負けたり
結局ないものねだりなの
「差なんて本当はほとんどない」
まわりはそういうけど
本人にとっては空と地ほど違うんですよ
で悔し泣き
体中からアレルギー出そうな心境です
はい、認めますマケズギライなんです。
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自分を好きになるにはどうしたらいい?
自信を持つためにはどうしたらいい?
誰に打ち明ければ楽になる?
こうなりゃもう
何もしたくない
全てがめんどうくさい
それは0か100で考えてるからだって
なんとなくわかってはいるけど
わかるとできるは違う
それは高校生の時に理解したっけ
せっかく大人になったのに
色んなことも経験して
色んなことも学んだはずなのに
正解にたどりつけない
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夕暮れになると
外に出たくなる
日が暮れて暗闇になってしまう間が
妙にいとおしいのだ
すぐに返事をくれる貴方は
なかなか返事を返さない私が
好きなことは
まさか気付かない
迷いがあるから遅くなる
ためらいがあるから遅くなる
恥じらいがあるから遅くなる
本当は少しだけ冒険したい
思わせぶりな一言や
二言もいいたいのだ
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背を向けない
見たくないものから目をそらさないで
やけにならない
落ち着いてよぉく考えて
ひるまない
足を踏ん張って少し耐えてみて
忘れない
この気持ち忘れないで…
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話聞くから
もっと話きいて
もっと心配して
もっと注目して
そんな醜い感情は隠して
今日も私はメールを打つ
お疲れさま☆って
「自分のことしか考えない」
そう相手に責められたあの頃から
たいして私は
成長してないんだろう
気遣うふりをして
自分を気遣ってほしがっている
容量は前と変わってない
広く見せる
術を覚えただけだ
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背中を見ていた
頼れる背中だった
その後ろ姿を
追いかけられるだけで
幸せだった
いつか私にも
追いつけるときが
くるのでしょうか
見てみたい
走ってるあなたの顔を
どんな表情をして
どんなことを考えているのか
あなたの素顔を
私は見てみたいのです
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お母さん
電話くれてありがと
でもね
元気にしてる?
って質問には
元気だよとしか、
言えないんだよ。
ほんとうは
弱音をはきたかった
つらい
つらいよ
行かなくちゃダメだよね
それが仕事なんだよね?
それが社会人だよね?
日暮れて一人
自転車走らせたのも
家から離れれば
何か気分がかわる気がしたから
結局家に帰っても
テレビのチャンネル変えることしか
することがなかったんだ
枕元の目覚まし時計を
セットする
ああ
また明日が始まってしまうよ