変わっていく景色を眺めながらずいぶん遠くまで来たねと、つぶやいたキミ黙ったまま外を見つめただうなずいたボク不安げに手を添えたキミその冷たさにふと気づく『アイシテル』なんて気の利いた言葉ひとつも言えないけれど不器用に繋いだこの手ずっと離さないよどこまでも続いていく道めまぐるしく変わる景色ためらわず進んで行けるキミとならいつまでも
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