詩人:桃井 美結那 | [投票][編集] |
あなたはあったかい紅茶
あたしは甘い甘い角砂糖
あなたに逢うたびあなたに墜ちる
あたしはあなたに溶けてゆくの
レモンもミルクも要らない
あなたとあたし ふたりだけのせかい
詩人:桃井 美結那 | [投票][編集] |
ねぇ、いつから私達こんな風になった?
何気ないことで重たい空気
つっかかった言い方
アゲ足取り
…無言
いつも電話の最後にあなたが小さく囁いてくれてた『あ』のつくことば、もう最近じゃ聞かなくなった
最初はこんなんじゃなかったのにね
いつから、どこから間違った?
また今日もあなたから電話がくる…
嬉しい・辛い・不安が複雑に絡み合う
でも、やっぱり電話にはでるの
この電話がこなくなったら終わりの合図のような気がするから
ねぇ、いつから私達こんな風になった?
いつから、どこから間違った?
好きな気持ちだけは変わらないのに。
詩人:桃井 美結那 | [投票][編集] |
傷付くのが怖かった。
怖くて怖くて仕方なかった。
だから傷付く準備を常にしてた。
そうすれば、いつ傷付いても大丈夫。
大丈夫だって、あの時はそう思ってたんだ…。
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好きな人がわたしの隣から居なくなりました。
心に穴が空きました。
時がすぎてもその穴は小さくなりません。
痛い。
痛い。
痛い…。
わたしを好きだと言う人が居ました。
わたしは迷いました。
仲良くなり、一緒に居る時間が増えました。
心に空いた穴は変わりません。
そういえば、あなたはいつも何か持っている。
それは何…?
何?
……
…!!
気付きました。
あなたは心の穴にぴったりな形を持っている。
わたしはあなたに近付きました。
手を拡げていつもわたしを待っているあなたに。
やっぱりそれはわたしにぴったりです。
あれ?
でも色が違う…。
わたしは少し不満でした。
あなたに心を許すようになって心が柔らかくなりました。
いつの間にか心の色が変わりました。
元の色とあなたの色が混ざり合いました。
今ではわたしの大好きなマーブル模様になりました。
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あたりまえのように君の右側を僕が歩いて
あたりまえのように僕の左側を君が歩いて
あたりまえのように君と僕が手を繋いで
─『人』はひとりじゃだめ─
だから君が僕を支えて
僕が君を支えて
うん
一緒に歩こう
詩人:桃井 美結那 | [投票][編集] |
あなたとの思い出達
今も輝いてる
キラキラ キラキラ輝いてる
輝いているから、目の前にあると辛くて涙があふれる
輝いているから、捨てるのも辛くて
こぼれる
もう二度と取り戻せない
だから
もう
出てこないで
詩人:桃井 美結那 | [投票][編集] |
あなたの中であたしはもう『思い出』で
あなたは次を見つけてどんどん先に進んでいくけど
いつまで経ってもあたしは足踏みしか出来ない
ただ自分が前に進まないだけなのに
ひとりぼっち 置いていかれてる気がして、どうしようもないくらい寂しい…
逢いたい
ねぇ、逢いたいよ
もう逢えないって判ってからまた更に逢いたい気持ちと寂しさが増すよ…
詩人:桃井 美結那 | [投票][編集] |
ねぇ、今年も色んな所にあたしの大好きなピンクが咲いてるよ
すっごく綺麗でもっともっと好きになるはずなのに
なんだか寂しい…
みんなが綺麗に咲いているのにあたしだけ実をつけられない木みたい
咲くことも散ることも出来ない木みたい
ひとり取り残されたみたいで置いてけぼり
今年はなんだか切ない…