あなたがさみしいとき
　
　　　　せつないとき
　
　　　　人恋しいとき
　
瞼の裏に浮かぶのがわたしでありますように
　

　
いままでも乗り越えてきた
　
乗り越えてきたはず
　
　
　
　
なのに
　

　
あなたの願いは叶った
　
わたしは悲しい
　
　
　
あなたはあなたの幸せみつけた
　
わたしは悲しい
　
　
　
あなたは笑う
　
わたしは泣く
　
　
　
みんながみんな幸せになる道なんてない
　

　
つたない足元
前はきつかった握力
遠くなる耳
　
だんだんと弱っていく祖父
　
「ひとりになってしまう」とぽつりと呟いた祖母
　
このふたりを『可哀相』と思うのはなんだか申し訳なかった
　
　
せめて空いた時間は少しでも会いに行こう
　
元気な姿をみせよう
　
おじいちゃんの好きなチョコケーキを作っていこう
　
おばあちゃんの好きなおいしいご飯を作っていこう
　
いまはそんなことしか出来ない自分がすごくもどかしい
　
　
だけどね
いつもおもってるよ
　
　
あなた達が居るからいまの私が居ます
　
　
まだまだ長生きしてね
　

　
はやい夕暮れ
冷たくなった風
木枯らし
　
そろそろ君のポッケで手と手をあたため合える
　
だけどちょっぴり切ない
　
そんな季節がやってきた
　

　
「今日会える？」なんて聞かなくていいよ
　
　
だってあなたと会いたくない日なんてないんだよ
　

　
いつか話してた夢の続きを話そう

残った夢のかけらを集めに行こう
　
　
そしてふたりで叶えよう
　
　
あなたとなら出来る気がするよ
　

　
『頑張る』のは嫌い
　
けど
　
『顔晴る』のは好き
　

　
“死ぬのは怖くない”なんて、ほんとは嘘だよ。
　
腕を切りながら、「出血したらどうしよう」とかびくびくしてた。
　
この先、どんなに辛いことがあっても、もう切らない。
　
みんなと一緒に生きたいんだ。
　

　
「もう人を信じない。」なんて嘘だったんだ。
　
ほんとはね、ずっと信じたかった。
　
あなたに出逢えて気付いたんだ。