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遥 カズナの部屋


[262] 川遊び
詩人:遥 カズナ [投票][編集]

さざめく流れに
りょうの手で岩を頭の上に掲げ
ぶん投げる

天気はいいけど
少し寒い

また
りょうの手で岩を抱え上げ
叩きつけるように投げ落とす

彼女は
「人が退屈だとか、つまらないだとか
そう言えるありきたりな日常が欲しい」
と言って居なくなった

水しぶきで服が濡れる
余計に寒くなりそうでも
日差しが慰めてくれていた

帰ったら
破れた障子を
貼り替えたい

昼寝してから

2020/01/25 (Sat)

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