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今日もやってるね
いい感じ
その調子で頑張って
俺の声を代弁してくれ
共感を理解を得てくれ
それがいつか
いつの日か
俺に返ってくるまで
誰かが居る
自分に似ていて
しかも
自分より上手く
やりたい事を表現している
そんな相手が居れば
自分が何もしなくていい
そうじゃないか
そうじゃないな
代わりじゃないし
変われはしないし
俺には何も手に入らない
変わり者でも凡人じゃね
観客に交じって
天才を見るしか
バリアが張ってあるよ
そっちに行けないよ
演じたって意味ないよ
だって誰も見てないよ
観客の一人として
これからも生きるしか
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月が出ない
玉が出ない
屁が出ない
何も出ない
生まれない
ダダダダダ
ダダダダダ
地団駄踏んだ
スランプを
踏み付けた
地団駄踏んだ
スランプを
踏み付けた
ダダダダダ
ダダダダダ
今夜のアタマは最高だ
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俺だから良い
彼はそう言って詩を創造る
自信を裏切らないような
みなぎるパワー全開で
誰にも真似出来ないような
詩なんか書けないが
他の誰かが真似しても
似合わないって言える
他の誰かを惚れさせる
俺に似合う詩を描く
彼はそう言って詩を創造る
自身を裏切らないように
力いっぱいに詩を創造る
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何度も同じ言葉を書いて
何度も同じ言葉を書いて
何度も同じ言葉を書いて
何度も同じ言葉を書いて
何度も同じ言葉を書いて
何度も同じ言葉を書いて
何度も同じ言葉を書いて
何度も同じ言葉を書いて
何度も同じ言葉を書いて
何度も同じ言葉を書いて
何度も同じ言葉を書いて
君が目で追ったのは
いくつまでだ
いくつまでだ
いくつまでだ
いくつまで耐えられた
なあ今日は僕の誕生日
お祝いに票でもくれないか
たまにはねぇ
なんてねぇ
言えないよねぇ
なんてねぇ
貰ってもねぇ
何ともねぇ
言えないよねぇ
君が一文字も零さずに
読んでくれた日にゃあ
読んでくれた日にゃあ
読んでくれた日にゃあ
だけどこの辺で
僕はもう行かなきゃ
さようなら
これはそう
言うなれば
詩考停詩の唄だ
早く行かなきゃ
遅刻だ
プレゼントに間に合わねぇ
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都会で育った人のフンか
自然で育った人のフンか
不味いのはどっちだ
問われて答えたものは
十年後も同じなのかな
都会で育った人のフンか
自然で育った人のフンか
不味いのはどっちだ
問われて答えたものは
百年後も同じなのかな
どれだけ経っても
同じ匂いなのかな
どれだけ経っても
同じ味がするかな
どうなんだろうな
都会で育った人が死んだ
自然で育った人が死んだ
先に死んだのはどっちだ
問われて答えたものは
永久に変わらないのかな
不死身の人間のフンは
美味しいって噂は本当か
確かめてみた結果は
予想と同じなのかな
不死身の人間が死んだ
後を追うように
この世も果てた
予想なんてもうよそう
考えても答なんて出ない
不死身の人間は
自分のフンを食べる前に
死んだんだって
本当かな
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大好きなあのウタを
上手に歌えない
誰にも聞こえない場所で
一人歌ってる
誰にも届かない場所で
僕が聞いてる
この声という矛盾が
自らを問い
部屋に投げ捨てた
盗作とも呼ばれない
愚かにも及ばない
僕のウタは
検索すれば
引っ掛かるけど
貴方に触れられるのかな
その時だって僕は
何も感じないから
貴方に触れられても
何も感じないから
中和されない
一方通行な声
大好きなあのウタを
上手く歌いたいだけ
それ以上は
何も望まないから
たぶんきっとだから
好きにしてくれ
読まずに捨てても
僕は気付かないから
今抱えてる
矛盾や憤りだって
貴方とは関係ないです
それでもその一つを
偶然にも
手にしてくれたなら
お礼を言いたいのかな
ありがとう?
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かすれた声
かき鳴らすギター
どちらも無い夜
その方が
切ない時もある
なんでかな
自分を傷付けなかった
笑ったし泣かなかった
なのになんでかな
幸せな気分になれない
上手くいかないね
せっかく良い方向に
回り始めたと思ったのに
独りになった夜も
もうじき終わる
振り返る事もなく
力なく尽きていく
冬の声は
とても静かで
聞こえないくらい
とても静かで
あぁ、夜が
終わる
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もう少しなんだ
必ず完成させるから
ちょっと待ってくれ
他を見ててくれ
最近は無料でだって
ある程度は楽しめるでしょ
それにアンタ割と
金持ってんじゃん
さぁどうぞ
ご自由に
風の吹くまま
気の向くまま
進展するまで
こっちを見ないで
こんな気持ち
分かるでしょう
あの人も歌ってた
ねぇちょっと
分かんないの
もうダメなんだって
面白くないから
これ以上
やめて見ないで
土の中じゃあ
専用の防空壕から
地上に向かって這い
ハイになって
ハイ先生!
はいそこの
普段は根暗な君
ハイハイだけが頼りです
はい不正解
お便り貰いました
東京都足立区に
お住まいのペンネーム
殻の中は以外と
寒いさんからのリクエスト
「今は見ないで」
はいストップ
やめて曲かけないで
やめてかけないで
ドロドロなんだまだ
ご飯の上に落として
食べるつもりなの
マズイよとてもマズイよ
もういいや
疲れたよ
好きにするといい
風に舞う
空を飛ぶ
どんな綺麗な形容も
不似合いな格好をも
美しいと思えた瞬間
瞬間に君は
顔を輝かせて笑った
それならいい
それならさ
見てもいいや
さぁ
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陽の光
この眼に
視えてくると
朝って言うんだ
へぇそうなんだ
この時間はダメだ
何を言っても
飲み込まれてしまう
こんな時に限って
君は実家に帰ってる
大変だなんて知らないで
今頃スヤスヤ眠ってる
それで良いのか
その方が良いかな
ループする
寄生する
奇声は規制して
麻痺しちまって
度が過ぎそうになる度
ベランダに出て
外の風に当たってさ
ここ都会でだって
新鮮な空気を
吸ってやって
夜も白んできた
悪い意味で気持ちも
明るくなってくる狂う
参ったな
五十歩百歩後退さって
部屋は夜へと逆戻り
カーテンはもう開かない
光を遮断するタイプだから
効率よく廃れていく
分かるようん
よく分かるよ
跳ね上がった分だけ
ひどい暗さだ
お前蛍光灯なんだろ
照らしてくれよ
さっきから全然
当たってないから
避けんなよ
ざけんなよって
いつの時代だ
今はもう昔
未だ閉じたまんま
夜はこれからが
本番らしいから
携帯の電源を切った
君が居なくて
本当に良かった
そう思いたいね