心臓は黙ったまま動かない眠りたくないよりも起きたくないよりも楽しげに夢を見る君の笑顔守りたいって強く想うんだ幻の中では手に入らない現実で掴む夢見た時心臓は微かに呟いた『まだ動けるよ』って言葉の入る隙間もない世界で君と一緒に感動したいだから再び動き始めた心臓と共に僕は行くんだ寄り添う君の芯に沿って走り出すんだ脈打つ未来へ
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