詩人:重夏 | [投票][編集] |
自分の背中は自分じゃ
見ることは出来ない
だからお互いの
背中を見つめて
学ぶべきことを
その人から吸収し
直すべきことを
指摘し合う
それは学校でも
社会に出てからでも
同じこと
そしてこの部屋で
学ぶことだって
たくさんある
私もまた
誰かの背中を見つめ
私の背中も
誰かに見つめてもらうこと
認めてもらうことが出来るような
そんな人間になりたいと
今はただ思う
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生きている間に
守りきれるモノは
あなたが思うほど
そう多くなどはない
だからせめて
今手にしているものだけでも
手放すことのないように
強く強く握り締めていて
後悔などしないよう
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月の雫を浴び
私はそっと涙を零す
貴方への想いも零れた
すべてを掬いきれずに
留めて置くことさえも出来なくて
水面(みなも)に波紋を作る
私の想い 波紋となり広がってゆく
詩人:重夏 | [投票][編集] |
詩とは何なのか
詩とはどういうものなのか
ただ我武者羅に
書くばかりでいいのか
この場所で考え始めてる
もしも一人きりで
綴り続けていたなら
考えることなんて
無かったと思う
その壁にさえ気付くことは
無かったと思う
この場所で詩に対する想いが
変わり始めてる
言葉の難しさを知った
表現の難しさも知った
だけどまだ 分からないことばかり
まだ 分からないことばかり
詩とは何なのか
詩とはどういうものなのか
学んでいかなければと思う
学びたいと思う
磨いてゆきたいと思う
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足跡を残す
ともに傷跡も背負い
この道行きに残すのだろう
貴方と出逢って出来た
この白の傷跡も
この道行きに・・・
だけれど 私は決して
振り返らない
振り返ったりしないよ
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道に迷った時
挫けて歩き出せなくなった時
誰がこの手を引いて
歩いてくれるだろう
あなたなのか
友達なのか
それとも家族なのか
誰かは私のこの手を引いて
歩いてくれるだろうか
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緋色の空
山が紅く燃えて目に痛い
暖かすぎる色彩なんて
今は要らない
貴方にまた
焦がれてしまう気がするから
今はただ 海のような
冷たい蒼に心を染めていたい