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重夏の部屋  〜 投稿順表示 〜


[270] どうか一緒に。
詩人:重夏 [投票][編集]

見て来た景色
触れて来たもの
歩いて来た道が

重なり合うことはないけれど


これから

見てゆく景色
触れてゆくもの
歩いてゆく道を

君と重ねてゆけたらと想う
君と重ねてゆきたいと想う

だから

どうか一緒に

2008/06/13 (Fri)

[272] あなたを前にして。
詩人:重夏 [投票][編集]

強さを演じるには

 限界がある


弱さを隠し通す自分にも

 限界がある

2007/04/26 (Thu)

[275] 色彩の終わり。
詩人:重夏 [投票][編集]

私達は

始まりの色と
終わりの色

まったく同じ色で
終わることなど
出来ないのでしょうね


少なからず
自分色でない誰か色が

今日も”私”に深みを
与えてくれているのでしょう


そう想いながらも
私も”誰か”に

自分色を落として
いるのかもしれませんね

2007/04/26 (Thu)

[276] 想うことだけなら。
詩人:重夏 [投票][編集]

この風
君に吹いた風なのかな

この風
君を掠めて来た風なのかな

この空
君も見ているのかな

この空のあの雲 
今日君も見たのかな

冬空の下

想うことだけなら

許されますか?

2007/04/26 (Thu)

[277] ”後戻り”は要らない。
詩人:重夏 [投票][編集]

”後戻り”という言葉を

今日捨てようと思います

ここに置いてゆこうと思うのです


明日から前だけを見て歩けるように


”後戻り”などという言葉

初めから知らなかったというように

2007/04/26 (Thu)

[278] 迷うこと。
詩人:重夏 [投票][編集]

迷ってもいいのですよ

迷わない人なんていない筈ですからね

そうして 

たどり着いた場所こそ

価値があるというものなのですよ きっと

2007/04/26 (Thu)

[282] 藍色の空。
詩人:重夏 [投票][編集]

夕日が沈みきったこの空は

月もなく
星もなく

慈しみもなければ
優しさなど一つもなく

だけれど

蔑みや皮肉さもない

そんな深い深い藍色の空でした

2007/04/26 (Thu)

[290] 道ゆきに。
詩人:重夏 [投票][編集]

目眩がしそうなほど
果てしないこの道に

私は

どれほどのモノを
拾い集めてゆけるのだろうか

どれほどのモノを
落とし失くしてゆくのだろうか

そして 何より

どんなモノを私は
自分の意思で置いてゆくのだろうか


2007/04/26 (Thu)

[291] 価値。
詩人:重夏 [投票][編集]

”ありがとう”を
何度言えたかではなく

”ごめんね”を
何度言えたかではなく

”さよなら”を
何度言えたかではなく


相手の心に何度触れることが
出来たか、ではないだろうか

2007/04/26 (Thu)

[292] 出逢い。
詩人:重夏 [投票][編集]

心 揺さぶられるモノに出逢いたい

心 鷲掴みにされるようなモノに出逢いたい

心 射止められたい

  
  衝動に出逢いたい

2008/01/14 (Mon)
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