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ああ、そうか
特別な人なったね
私にとって
ゆるやかに
効いていく
薬みたいに
あなたといると
苦しみも溶けていく
ただ、ただ、
幸せ
するりと
私の心に入り
ぴったりと
型にはまった
あなたは
間違いなく
もう一生忘れられない人になる
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優しく
強引に
器用な手つきで
素早く私を抱きしめた
何かを考える間もないまま
気付けば腕の中だった
お腹の中を
優しくえぐられるような感覚
あなたの隣で
いつもあなたに
欲情して
欲しいものは
違うの、
かすれた声が
届くはずがないのは知っていた
欲しいの
欲しいの
違う
悲しい
ズタズタよ
痛い
痛い
スキ
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一日のうちで
いちばん長く見ているのは
電話とクマとカレンダーの向こう側の
左の手
隙間からちょっとだけ見える
あなたの手
考えてるんだなって
焦ってるんだなって
ほっとしてるんだなって
手を見れば
なんとなく分かるんだもん
私の席からしか見えない
電話とクマとカレンダーの向こう側の
いとおしい手
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憧れだけじゃない
大切と呼ぶには
距離が遠すぎるけど
愛しい、までは
時間の問題
ちっぽけなことを
貝殻を一枚ずつ集めるみたいに
大切に数えて
例えば
ほら、こうやって見つめれば
あなた照れ笑いするでしょ
そのはにかむ顔を
そっと拾って
大事にしまうの
自己満足だと
自覚してる
それでも
手を伸ばしても
届かない私には
切ないよりも嬉しいが勝っちゃう
そんな気持ち、
大好きで伝わりますか?
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きらりきらりと
ひかるぎんのわ
なげたボール
ぜんぶひろって
なげかえしてくれる
あなた
ほんとうに
優しい
何をなげたら
だめというのか
わかってるから
ここでちいさく
弾むだけの
きもち
わたし
いつもひとり
ぎんのしるしが
きらきらひかる度
わたしのしらない
きれいな
ふたりの思い出
いつまでも
どれだけ
想っても
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恋に恋してると言われても良い
それでも私は恋をしている
それは何よりも確かで
揺るがない事
私恋をしてる
凄く久しぶりに
彼のことばかり一日中
何と向き合っていても一日中
彼が浮かぶ
漲る力も彼のおかげ
切ないことは考えないように
ただこの事に
ただ感謝している
恋をしている事
彼と神様に
ちょっとだけ
感謝してる
ううん、
凄く感謝してる
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大切な人を失った
人のいい笑顔は
また明日には
会えるけど
これからの人生で
私にずっと
あるものだと
信じ切っていたのに
これじゃ、切ないだけじゃない
あなたは生きているけど
私は死ねずに
ただあなたを変わらず大好きだよ
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ヒヨコと
ネコと
リンゴで
毎日気持ちを伝えていた頃
突っ走らなくても
不思議な自信で
ゴールが見えてた
君は優しい笑顔で
私のところにやってきて
まっすぐに
色んなものをくれた
いつからかな
君が
悲しくて苦しい顔をするようになったの
私が
泣いてしまうようになったの
手をつなげば通じ合っていた気持ちが
伝わらなくて
お互いに寂しい思いをするようになったの
好きなの
好きなの
君は
私のパートナー
私は
君のパートナー
そうじゃなくなって
本当にいいの
神様教えて
私は
世界で一番愛しているのです
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どんなに
正反対の方向をみても
答えは一つだわ
今はまだ
あの日から
がむしゃらに
あなたから離れる努力をして
結局
結局
分かっていたとしか
いわざるを得ないほどよ
はっきりとした答えが
あなたを見ていると
溢れていくから
否定しなくてはいけないその答えに
正解のまるをもらっても
戸惑うだけだ
だけど別の答えも
出したくないの
本当は
紛れもない
溢れていく答えを
胸に抱いて
生きられたらいいのに
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あなたの手がグーパーグーパー
引き寄せられて
当たり前のように歩幅を合わせて
そこからつながったはずの
周囲の笑顔の渦と
想像もできないような
慌ただしい毎日と
数々の築き上げただろう思い出
時はさらに遡り
あなたはきつく私を抱きしめ
私は決心をした
それは確かな
素晴らしい光で
何を間違えて
何を断ち切ってしまったのだろう
後悔を重ねても
2度と戻らなかったのが現実だというの
今まさに
信じがたいタイムリミットが刻々と近づいていて
私の心は優しく二人の気持がリンクした
あの日のまんま
伝えることも
どこかに散って行ってもらうことも出来ないこの気持ちを
抱えて生きていくには
あまりにも
あまりにも
あなたは私につながりすぎていたよ