詩人:めろでぃ | [投票][編集] |
初めて2人で見る海
潮風が君の頬をなでる
磯の香りと君の香りが
絡み合う初めての香り
波の音が 君の声と
重なり合う
まるで
初めて会った時のよう
海辺で見る君は
何もかもが
初めて会った時のように
ドキドキした
君の横顔って
こんなに
美しかったんだね
そして
最後に見た君は
その横顔でした
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君に触れた
空気だけを吸って
呼吸して生きたい
それが出来ないのなら
君の口ずさむ歌の
音符のひとつになって
君の近くで生きたい
それが出来ないのなら
君の中に存在する
細胞のひとつになって
君の生きる力になりたい
それが出来ないのなら
君がアタシ以外の
誰かのために流す涙の
ひとつでいいから
君に触れていたい
君のために生きてきた
君に出逢うために
生きてきた
君に出逢ってから
人を愛する素晴らしさを
感じて生きられた
君はアタシの
生きる糧だった
生きる意味だった
君がいないなら
アタシの吐く息は
意味を持たない
ただの二酸化炭素
アタシの脈打つ心臓は
意味を持たない
ただの雑音
君のため以外に流す涙は
ただの水滴
全ては君のため
アタシの全ては君のため
アタシの吐く息は
冷たい君の手を
あたためるため
アタシの心臓は
君が歌うためのリズム
アタシの体内の水分は
全て君を想って流す涙
君が傍にいて
そこで初めて
アタシの全てに
意味が生まれる
要するにアタシは
また君と手をつないで
生きていくことを
望んでいるの
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アナタに殴られた
左頬が痛む
アナタに掴まれた
右腕が痛む
アナタに締められた
首筋にアザが浮かぶ
アナタに
押さえつけられた
こめかみに痛みが走る
「いままでありがとう」
アタシの心の心臓に
アナタの言葉が
突き刺さる
アナタが隣にいなくて
アタシの全身に
激痛が走る
アナタにつけられた
傷でさえも
アナタとアタシの
大切な想い出なの
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君は泣いたね
初めてケンカして
アタシが
「逢いたくない」
って言ったとき
君は泣いたね
君は泣いたね
一緒に観たあの映画
幸せについて
考えさせられる
あのシーン
君は泣いたね
君は泣いたね
アタシの携帯を見て
他のヒトとの
メールを見て
君は泣いたね
君は泣いたね
ケンカしたあとに
「独りじゃないよ
アタシがいるよ」
と言ったとき
君は泣いたね
そして
アタシが荷物全部持って
車から降りるとき
君は泣いていたね
最後に見た君は
泣いていたね
ナゼか泣き虫なアタシは
涙が出なかったんだ
心が鳴きすぎて
泣けなかったんだ
でも
君は
泣いていたね
君は泣いていたね
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自分が大好きでした
自分が可愛かったです
だからとても
自分に優しかったです
君と出逢うまでは
君と出逢ってから
あまり自分が好きだと
感じなくなりました
可愛くなくなりました
優しくなくなりました
それは
自分より素敵な君と
出逢ったから
自分よりキレイな君を
知ったから
自分より大好きな君を
愛したから
アタシは
変わりました
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君と付き合ってから
ティッシュの減りが
ものすごく早くなった
君がアタシの部屋に
来るようになってから
ティッシュの減りが
とてつもなく早くなった
アタシのママさえも
減りの早さに
驚きつつも不思議がる
それは
君が花粉症だから
ただそれだけだよ?
鼻をかみすぎて
鼻を真っ赤にする君が
かわいくて かわいくて
どうしようもなく
愛おしいんだ
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アタシっていう
人間の価値は
値段でいうと
いくらぐらいだろう?
だれか
アタシのカラダの
一番真ん中の
バーコードに
ピッてして
アタシという人間は
一体いくらの価値なの?