詩人:めろでぃ | [投票][編集] |
バイトあがりの君との
たわいもないメール
「お腹すいたから
夜食つくるんだ」
「調味料って
何入れたらいいの?」
「出来たよ♪」
『写メ送って』
送られてきた写メには
お決まりの
少し不器用なチャーハン
「お前の手料理には
かなわないけどね」
ずっとずっと
君のそばにいるよ
だって僕がいなかったら
君はチャーハンばかりの
食生活になっちゃうよ
僕といれば
君の好きな
カレーも麻婆豆腐も
君の嫌いな
サラダだって
いっぱいつくるよ
君には
毎日元気で
生きていて欲しいから
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今さら気付いたんだ
1年経つ今頃になって
やっと気付いたんだ
多くを望みすぎてた
余計なことまで求めてた
君があまりにも
優しすぎるから
気づくのが遅かったかな
ただ
君がいてくれるだけで
それだけでいいのに
そんな単純なことに
愚かなアタシは
今さら気付いたんだ
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アナタがくわえている
そのタバコが恨めしい
もうすぐ
1年だっていうのに
なんだか1年前より
ぎこちないアタシたち
最近じゃ
キスだって
アナタからしてくれない
馴れすぎてしまったかな
アタシにタバコを
ねだるアナタが
昔アタシの体を
求めるアナタに
重なって見えて
余計に苛立つ
ねえ
タバコなんかより
アタシを欲しがってよ
タバコなんかに
依存するよりも
アタシの虜になってよ
分かってる
アタシがいけないって
だからもっと悔しくなる
今吸ってるのでいいから
ちょうだいよ
ねだるアナタの目の前で
吸いかけのタバコを
灰皿に押しつける
周りに人がいたって
構わないから
唇が寂しいなら
今すぐキスしてよ
もっとイイ女になるって
約束するから
今すぐキスして
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君がアタシを
抱きしめるときの
強さが変わった
前よりも強くなった
苦しいくらい
抱きしめてくれる
愛されてる
そう感じて
それ以上の強さで
抱きしめ返した
そしたら君は
もっと強く
抱きしめた
アタシたち
愛し合ってるんだね
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なんにもない
なんにもない
なんにもない毎日
アナタ以外
なんにもない
アナタと過ごして
特別なこともない
特別なことも話さない
いつもと変わらない会話
いつもと変わらない笑顔
なんて幸せなんだろう
平和な毎日
平凡な毎日
幸せな毎日
なんにもない毎日
幸せな毎日
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いつだってそうなんだ
誰だってそうなんだ
なくしてから
大切さが分かるのは
何度も何度も
なくして 後悔して
繰り返してきて
もう二度となくさない
なくしたくない
そう思って
全てをかけて
守り抜こうとしたのに
またいつもと一緒
またなくしたんだ
まるで
家の鍵を
なくしたみたいで
行きたいところに
行けなくなって
あなたは要らないって
言われてるみたい
恐ろしいほどの
とてつもない後悔
心臓が
なくなったみたいな
大きな喪失感
怖くてたまらないよ
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アナタとアタシ
いつも一緒だった
何するにも一緒だった
頼りないアナタは
アタシがいないと
なんにもできなくて
そんなアナタが
愛おしくて
たまらなかった
でも もう
大丈夫ってことなんだね
アタシから
離れようとする
っていうことは
独りで大丈夫なんだね
アタシがいなくても
大丈夫なんだね
ねえ
そうゆうことだよね?
良かった
安心したよ
でも
涙がとまらないのは
どうしてだろね
寂しいのは
どうしてだろね
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左手かざせば
ほら
シルバーのリング
季節がひとまわり
僕らの左手に
新しいリング
2つ重ねれば
愛の証
ハートが浮かぶリング
想い出すなあ
照れくさそうに
リングを取り出す君
愛おしくてたまらない
いつもあったかい君の手
少し高い体温
36.4℃
ぽかぽかしてくる
君のぬくもりに
とろけてしまいそう
ありがとう
もっともっと
君を好きになりたい