詩人:めろでぃ | [投票][編集] |
遠くまで来た
独りで旅行に来た
夜アナタに電話した
「こっちはすごい雪だよ
びっくりしちゃった
そっちはどう?」
「こっちとか
そっちとか
遠距離恋愛みたいだね」
寂しいこと言わないでよ
心は隣にいるのに
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彼氏 彼女
恋人なんて
タダの口約束
「付き合おう」
で始まって
「別れよう」
で はいおしまい
なんて単純なもの
それでいて
なんて儚くも虚しいの?
結婚は
紙切れ一枚なのに
どうして重いんだろ?
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夢を見たんだ
起きたままなのに
悪夢を見たんだ
アナタの後ろ姿
知らない誰かと
並んで歩く
アナタの後ろ姿
早足で追いかけて
前にまわるの
アナタじゃない
人違いを期待して…
いつもここで
夢から醒める
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わかっているんだ
そう
わかってるの
アタシがどんなに
アナタを想っていても
もうアナタは
アタシを想っていない
わかっているの
だから
せめて
なんでもいいから
ツナガリが欲しくて
金でもなんでも
とにかく
ツナガリ
切りたくない
他人にしないで
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泣いてるよ
泣いてる
聞こえるじゃない
薬指から
泣きじゃくる声が
アスファルトに
打ちつけられた
アタシの体
薬指の指輪が
痛いと叫んで
しばらくして泣き始めた
君には
聞こえなかったのかな
泣いてるよ
聞こえるじゃない
薬指から
すすり泣く声が
アナタの遠ざかる足音
遠く薄れるアタシの意識
真っ暗な世界に
ワープして
気付いたら独りだった
独りきりが悲しくて
独りきりなのに
精一杯こらえて
泣いてた
アナタに
届くはずもなく
ねえ
磨かないと
ボロボロだよ
輝かなくなったよ
あの頃みたいに
光らないの?
シルバーリングと
2人の愛
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アナタはうそつき
アナタはズルい人
「一緒にがんばろう」
「一生懸命な君が好き」
そう言った
そんなアタシなら
ずっと好きだって
言ってたのに
言ってスグに
違う理由で
離れていかないで
アタシの心は
根っこを切られて
もう戻れない
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スキって気持ち
とっても大事
スキってだけで
なんだって出来ちゃう
そんな気がする
でも
スキだけじゃダメ
スキだけじゃ
どうしようもない
そんなことだってある
じゃあ
何が大事?
何が必要?
何があれば
うまくいくの?
きっとそれがないから
今のボクらは
綱渡りのド真ん中
スキなのに
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サクラ咲く
永遠を誓った君と見た
サクラ咲く
だから
サクラが
散るものだということ
忘れていたよ
サクラ散り
永遠を疑いはじめた僕
サクラ散る
でもまた来年
サクラ咲く
足下にはタンポポ
綿毛となって
風を泳いで
新たな命を
僕らの永遠を誓おう
足下のタンポポに