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里雨夜の部屋  〜 投稿順表示 〜


[321] 雨と僕の物語
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しとしと降る雨が

優しく僕の心を慰める


疲れたと嘆く心と

崩れてしまうと怖がる身体


相反する両者に雨は

ぽつぽつと話しかける



僕が他の人から隠してあげる

君が泣き止むまで降り続ける

だから

安心して泣いていいんだ








2012/09/30 (Sun)

[322] 便り
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涼しい日が続くようになり

気づけば

太陽の光も優しくなっていた


甘い匂いが鼻をくすぐり

今年もやって来たよと

オレンジの小さな花が届く


忙しい毎日に

狂っていた日にち感覚が

少し戻ってきた気がする


今年も

束の間の秋を楽しもう


2012/10/07 (Sun)

[323] 待つわ
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忙しいの分かってる

疲れてるんだろうなって思う


だけど

やっぱり会えないと淋しくて

メール返ってこないと分かっていても

「お疲れ様」って送っちゃった



返ってこないだろうなって覚悟して送った

でも

やっぱり返ってこないと不安になる



忙しいのは今日まで
明日には
メールや電話はできるようになるから

最後の電話であなたそう言ってたから



私待つわ

いつまでも待つわ

たとえ明日連絡こなくても

待つわ

いつまでも待つわ

2012/10/08 (Mon)

[324] 秋と冬と夏の狭間で
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肌をさす冷たい空気は
冬を感じさせ

鼻をくすぐる甘い香りは
紛れもなく秋のもので

染まらない緑の葉は
過ぎた夏を惜しんでいるようだ



銀世界の前に
山々の綺麗な色彩を見れるだろうか

2012/10/18 (Thu)

[325] 秋にて
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心配していた木々の色づきも
杞憂に終わり

朝夕の冷え込みは相変わらずだけど
昼間の日向はポカポカ暖かく

甘い香りは
また来年と言って去っていった


ゆっくり動く短い季節(とき)を
マイペースに楽しもうと思う


やがてやって来る
厳しい寒さに備えて

2012/10/27 (Sat)

[326] I love かぼちゃ
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かぼちゃが美味しい季節になりまして

シチューにカレーにサラダに大活躍なわけでして

β-カロテンもりもり摂取しとります


かぼちゃくりぬいて

ランタン作って

トリックorトリート☆なんつってバカ騒ぎ


渋い緑の見た目に

ポップなオレンジの中身

なんて憎いヤツ


寒さが身に凍みる季節に

やっぱこいつは外せないぜ

2012/10/27 (Sat)

[327] シンデレラ
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あなたに会いたくて

あなたと一緒に生きていきたくて


生まれてきた


なんて

大袈裟かしら


でも

いつかあなたに出会えると信じていたから

辛い仕打ちも耐えてこれたの


私でも幸せになれると信じていたから

独りの夜も過ごすことができたの



私を見つけてくれてありがとう

2012/11/03 (Sat)

[328] 未知なる体験
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今までに体験したことのない

未知なる体験


躊躇いや緊張はある

失敗に対する恐怖もある


けれど

新たな体験は

僕を一歩大人にしてくれる


初めてコメントをもらえたときのような高揚が

重かった一歩を歩ませてくれる




貴重な体験をさせてもらえることに

感謝しています

2012/11/04 (Sun)

[329] 幸せ
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平凡な毎日がつまらないと感じたら
思い出してみて


その平凡な日々は

決して

当たり前ではないということ


たくさんの人に

支えられて

今の自分があるということ




そうしたら

きっと

何の変哲もない毎日にくすんでいた

たくさんの幸せが

輝き始めるから

2012/11/08 (Thu)

[330] たまに(空想ペンギンさんとの合作)
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僕らは
だいたい うれしくて
だいたい たのしくて
だいたい ありがたくて
だいたい あたたかくて
だいたい 笑っている

でも
たまに かなしくて
たまに おちこんで
たまに むなしくて
たまに せつなくて
たまに 泣いている

しかも
ごくたまに しょぼくれて
ごくたまに ねたんで
ごくたまに にくんで
ごくたまに さげすんで
ごくたまに 立ち止まって振り返る

そして僕らは たまのたまに
同じ痛みに気がついて

あるいは いつもの朝と夜に挟まれて
ある瞬間に ふと人の痛みに気がつけて

ひとの涙を思い出して めをふせる



きみがいる



ぼくがいる




2012/11/11 (Sun)
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