貴方の胸

貴方の腕

貴方の温もり

そのすべて

私には必要だという事

改めて

思い知らされました

やっぱり君の
その癖は
治らないものなのですか？

貴方に戻った私の
この選択は
間違っていたのでしょうか？

自分の選んだ道が
正しいかなんてわからない


ただ


一緒にいたかった


この気持ちを
尊重したかったんだ



自分の選んだ道が
正しいかどうかなんて


誰にもわからないんだ…

これから先


不安を与えず


安心をくれる事を


約束…できますか？

貴方が具合が悪いと言って
約束をキャンセルする時は

9割は他の女と会っている…

その逆もあったね

他の女に具合が悪いと

言って私と
会ったりしてたね…


今日は9割の方かな？

それとも

1割の方かな？

何でも素直に正直に言ってくれてたら

嫌味を言う事もなく

貴方を疑う事もなく

私も素直な気持ちで貴方の傍に
いられたのかもしれないね


今となっては手遅れだけど…


疑う事を知ってしまった

今の私は


猜疑心のカタマリ

昼間の情事
いつものあの場所で

貴方と人妻は
今日もお戯れでございましょう

互いの家庭を
大切にしてるフリして

今日もまた
裏切り続ける…


一体いつまで
そんな事してる
おつもりでしょうか…

嘘つかないと


言ったそばから嘘ついた


貴方をどう


信じればいいの？

久しぶりに会う貴方は
何も変わっちゃいなかった


あいかわらず嘘つきで

一瞬でも信じかけた自分が
滑稽でしかたがなかった

帰り道ひとり　駅のホームで

ぶざまな自分を笑い



終了

私達の始まりは


あの子への当て付けでしかなかった