詩人:リリ | [投票][編集] |
―何処から来る?―
僕の感情は
見えないモノに
支配された。
心地良い不自由…
此れを『愛』と
呼ぶのだろうか?
瞳に沢山の人を
映しながら、
脳を刺激するのは
君の姿だけ。
―シラナインダ―
僕のこんな想い。
淫らに歪んだ、
僕の想い。
君に触れるだけで
爆発しそうな躰。
嗚呼…
不自由だ。
思い通りにならない
君が笑う。
何も気付かず
無邪気に振る舞う。
壊してしまおうか―
もう少しだけ、
君を自由に
泳がせた後で…
僕以上の不自由を、
君に与えてみよう。
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悲しみを
ただ
嘆いたら
それで
幸せになれる?
切なさを
ただ
言葉で綴れば
心は
解放される?
アナタを
ただ
忘れてしまえば
次の
恋に行ける?
無理だよ
私にはアナタしか
居ないもの
心の扉を開けた
アナタしか―
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貴方の足跡に
重ねる小さな靴
どんなに
頑張っても
追い付けないでいた
影だけを
追いかけては
つまずいている
少女のように
貴方の足音に
耳をすます
背中で組んだ
両手で翼の痕を
探しながら
爪先で歩く
私はね
憧(こが)れるしか
出来ないんだ
いくつになっても
翔べない鳥なら
鳴いていればいい
貴方を想って―
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たった1日
電話もメールも
無いだけで
不安になる
この前
元気が無かったから
このまま
自然消滅?
それは出来ない事
分かってるよね?
だめだ‥‥
悪い方にしか
考えられない
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軽い眩暈と
激しい頭痛
繰り返される
毎日
私はこのまま
愛に飢えて
消滅してしまうの
かな?
そうなったら
誰が貴方を
幸せに
するんだろう
私以上に―
その想いが私を
生かしている