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soulの部屋


[270] らんちゅう
詩人:soul [投票][編集]

揺れながら
味気のない泡が弾けて
白昼夢から覚めた

昼下がり
湧いて出たかなしみが
ガラスに映る空に積もって
まるで入道雲のようだね

少しにごった視界の隅で
無表情なきみが泣いたように見えたのは
多分
天気予報が当たったからなんだろう

心寂しさにまかせて
いつだか植えた種は
きみの栄養分で咲き誇ったんだが
そのかなしい色が
僕の目には眩しすぎるんだ

2006/07/19 (Wed)

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