揺れながら味気のない泡が弾けて白昼夢から覚めた昼下がり湧いて出たかなしみがガラスに映る空に積もってまるで入道雲のようだね少しにごった視界の隅で無表情なきみが泣いたように見えたのは多分天気予報が当たったからなんだろう心寂しさにまかせていつだか植えた種はきみの栄養分で咲き誇ったんだがそのかなしい色が僕の目には眩しすぎるんだ
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