詩人:浮浪霊 | [投票][編集] |
でっち上げの霊感を真に受けて頼ってきたらしい彼に、私は夜部屋を訪ねることを約束した。
その夜、街は蒸し暑く、雨は生温く、街明かりは心細く彼の家族は出払っていた。彼は哂った。私は自分の声が上擦るのが分かった。
彼は私を襲った。
彼は素早かった。私は犯され、それはとても痛かった。私は泣いた。彼は哂った。彼は私を辱めようとし、私は彼の睾丸を喰いちぎった。血糊が私の目を潰し、彼は絶叫し、転倒し、恐怖し、痙攣し、失血し、死んだ。鼓動が私を翻弄し、思考と呼吸が乱れに乱れた。もう訳が分からなくなって、涙が勝手に流れた。
どうしよう。