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鈴砂の部屋


[15] 流水牢
詩人:鈴砂 [投票][編集]

足元を見たら
水が流れてた

気付いた時には何処からか溢れ
一杯に満たし
此処からさえも溢れ出た

零れ落ちて
流れ流され
何処へ行くとも知れぬ流れが
彼方に 何処かに消えてゆく

俺はここから先に進めないというのに
お前等だけは
一体何処へ行くというのか
一体何処まで行けるというのか

俺を置いていかないでくれ

2005/05/10 (Tue)

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