詩人:哀華 | [投票][得票][編集] |
やればできるなんて
きっと嘘ですね
私に
できない事なんて
ありすぎて
目から
ごめんなさいが
溢れてしまいそうさ
意味のない言葉
本当じゃない言葉
どっかの誰かを
知らないうちに
傷つけたかも
知る時を迎えて
自分はなんて
小さいのかと
改めて気づく
歯を食いしばって
耐えたけど
口から内蔵が
裏がえって
出てきそうなほど
苦しいのさ
明日の夕方
笑っていられたら
私は少し
成長できるかしら
明日の夕方
笑っていられたら
私は少し
安心できるかしら
もっと素直に
伝えられたら
もっと素直に
泣けていたら
私は私を、
どっかの誰かを
傷つけずに
すんだのにね
どうか許して
お願いさ
ちっぽけな願いは
あの風船のように
寂しく弾けて
消えてしまったんだ