返せない笑顔にまた涙こぼれてこの思いも悲しすぎる嘘も流れて消えてしまえばよかったのに無くすものさえ留めておいたら体は救われるかもしれなくて産まれるものさえ切り取ってしまえば明日は輝かしい元の姿に戻るかもしれないね飽和してしまった言葉をどこに埋め込んでどう伝えれば私は傷つかずに済んでどこに捨て去ってどう消してしまえば貴方は泣かずに済むのだろう私が貴方が寂しがらずに泣きたがらずに済む世界はあるのだろうか
[前頁] [哀華の部屋] [次頁]