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夢花火の部屋


[5] 届くまで
詩人:夢花火 [投票][編集]

白い靄に 形どられた

貴方に触れようと
そっと手を伸ばしてみる

まるで霧に触れた様だ
掴めず すぐに消えてしまう

分かっているのに 毎晩僕はそれを繰り返すんだ
何かに取り憑かれた様に


ただ 貴方を手に入れたくて
ただ 手を伸ばす

ただ それだけ。

いつも掴めないと分かっているけど

それでも
僕は 手を伸ばす

キミに届くまで。

2006/09/05 (Tue)

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