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番犬の部屋


[105] 無題
詩人:番犬 [投票][編集]


おまえに優しくされるたび
今まで必死に踏ん張ってきた心が折れそうになる

おまえに寂しい?と質問されるたび
寒さに耐えてきた心が折れそうになる



だから
おまえの声を耳にするのが怖い


降り続く雨に馴れきった体は
もはや温度を必要としない



もはや


もはや


触れるな


触れるな


俺は誰も必要としていないから

もうやめろ

2007/05/05 (Sat)

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