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琴の部屋


[15] ホルモン剤
詩人: [投票][編集]



今ある現在
あるべき姿に
ただみをまかせて
中身のないままポーズをとってるだけ
形があってればいい
いくらでもごまかせるんだから

感じることがどうでもいいんだ
薬なんて興味ないの
あの薄っぺらいもので命を拒絶したとして
それが2人共望んでなかったといえ
破れてしまったとしても
私は結局のところどうでもよかった

求めたのは私
だって早く終わらせたかった
空気を変えたかった
濁りきってたからね

あぁ、飲むのは結局私だもの
こんな身体には興味ない
詰まらないからちょっとした刺激がてら
つまりどうなったっていいんだ
もうどうにでもなってしまえばいい
そのほうがスッキリするし
後味も美味しく感じるかもね
言い方とかいちいち考えんのも面倒
君にみせる顔はどの僕だったか忘れたけど
今はもう何でもいいや

2013/04/01 (Mon)

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