詩人:さきネコ | [投票][編集] |
愚かなピエロは踊る
ジレンマの旋律の中で
はずれた歯車そのままに
手を取って
時間の流れってのは
逆らって歩いてもいいんだよ
硝子の割れる音に
心洗われる
憂鬱のメロディー
優劣のレッテル
倍速のリズム 交差点のルール
君のアドリブはその仮面のおかげ?
誘いの言葉
耳慣れた ありきたりな つまらない言葉は嫌
ボキャブラリーを見直したらどう?
価値なんて平均化できるもんじゃないんだよ
枷をはずして
空の青を胸いっぱい吸い込んで
宇宙の星を瞳の雫に重ねて
枕もとに飾る寂しさ
偽りをもう一重に疑うような
悲しい未来にさせないで
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同じ時の中 生きてるはずなのに
自分の光は少し見えづらくて
他人の光だけが眩しくてつらい
僕らそれぞれ 不安の中で生きてる
君の笑顔だけが僕の支えだった
壊れていく寂しい夜の中で
諦めと後悔でいっぱいの毎日に
君は耳元で 「明日を見て」と言った
その手で思いきって開かなければ
物語は始まらない だから
スタートラインなしでも 僕らは駆けだせる
清々しい風と並んで 飛び込め
次第に七色に染まっていく 未来
君と一緒に行きたい場所がある
失くした自信を拾い集めて
胸張って生きよう いつも
手作りの翼でも
僕らは飛べる力を持ってる
不可能を可能にする奇跡を
一緒に起こそう
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いくら想像を現実と重ねても
眠ってばかりじゃ何も起こりはしない
温かくて安全な絶対に身を置いて
眺めてるばかりじゃ何も変わりはしない
時間は幾重にも交差して
誰かがその瞬間 駆けだしていく
君はいつ 限界を超えた?
不安にいつまでも縛られてるわけにはいかない
翼を手に入れたいなら
どんな壁も壊して 突き進まなくちゃ
いつの日か 君を光が照らす
世界が 君の姿を 見つめる日が来る
過去は所詮 過ぎ去った時間のこと
戻れはしないのに 落ち込み続けるなんて
その深みの先には何もないよ
君の欲しいものは いつもその道の先にある
まぐれじゃなく実力
そう胸を張って言える自分になろう
憧れが いつしか夢になって
君のその手に握りしめられたとき
新しい挑戦が始まるんだ
諦めなければ 君は輝ける
諦めずに走る
その姿から
もう君は輝いてる
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真っ白に無限大な可能性を胸に
なぜ戸惑うの?
・・それは 選べる道が多すぎるから
なんて幸せな苦悩
それでも
意外と中心はつらかったりする
傍から見てればきらきらでも
景色はモノクロだったりする
わからないから
くるしくて
わかちあえないから
もどかしい
そんな日々はめぐりめぐって
幾度も私に微笑みかける
そよ風に 励ましを込めた音楽をのせて
それがまたいじらしい
そうして
騙されながら生きていく
けれど それでも構わない
未知なる新しい理想が
陰りを隠して明るい未来が
私を受け入れてくれるなら
鼓動が 言葉を越えて伝えてく
嬉しいね
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瞳は 流すことをためらった涙を
もう一度受け取ってはくれない
どうすればいいかわからなくて
けれど 言葉を発することは罪なら
膝を抱えて 黙っているしか
もう生きる姿は残されていないじゃない
冷たい 冷たい
でもそれでいい
どこまでも深く 眠る
もう目覚めなくていい
そんな中で
目の前にひとつ浮かんだ光
初めての感情
私はその光を見つけたとき
嬉しかったのではなく
戸惑っていた
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自分の言葉に 嘘が増えたのは
いつからなのか覚えていない
ただ真っ直ぐに 心を伝えることも
許されていたはずなのに
気づけば無色透明の壁に阻まれて
(誰とも繋がれない)
呼ばれなくなった名前は もはや名前じゃない
(誰にも届かない)
小さな光を創って外へ投げてみたの
気づいてくれる人はいなかったけど
壁を打ち破ろうと体当たりしても
こんなの爆弾でもなきゃ壊せない
変わるために
爆弾がほしい
忘れてしまった笑顔に
もう一度触れたい
諦めて区切った「最後」の一日
風化していく途中のようだし
今を「最初」の一日とするなら
過去も消し去れるかな
変わるための爆弾に
心からの言の葉を乗せて
無駄に硬いその壁に
投げつけよう
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いつだって太陽と月は 空の順番待ち
雲は通り過ぎざまにちらりと見る
火にかけたマシュマロが とろりと溶けだした
甘い想い溢れる 香りは言い訳
砂嵐が舞い降りる この大地の上
しゃがんで 反動をつけて 手を伸ばした
一番大事なのは信じることだって
断言できるその強さが欲しい
真っ白の雪原に 青い光で文字を刻む
ついたため息の分だけ幸せを見つけてやる
光を包むのは 真新しい夜明け
指先でなぞった 時間の輪郭
ループして戻ったのは何回目だろう
適当に手に取った そのひとつが
こんなにも切ない気持ちにさせる
ひんやりと冷たいガラスの猫
私をどこへ導くの?
忘れ去られた夢たちが
体を寄せ合って眠る場所
扉を開けた
また扉だった
それでも繰り返す
諦めない
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ただの真っ白だった時間を
塗りつぶした
何色にしたかは
忘れた
ただ
満足したのは覚えてる
自分には何もないんだって
気づいた瞬間 散りたくなった
ばらばらになれば その中のひとつぐらい
輝いているかもしれないと思って
刺さる
言葉は
誰が
放ったモノ?
ただの幻聴かもしれない
被害妄想かもしれない
不正解かもしれない
無駄かもしれない
何か呟いた1秒前
それはもう遠い昔なのだと
つむじ風
忘れてください
もう何も求めないから
もう何も聞かないから
地面に投げつけた水晶の屑を
丁寧に箒で集めてみるの
その粉をいっぱいためて
いつかそれに埋もれようと思うの
きらきら
キラキラ
せめて 太陽の光を反射しよう
ばしっと正確に
ウインクして丸く収めよう
月みたいになりたいね
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自分の想いを貫くことが
こんなにもつらいなんて
信じていればきっと誰もが
わかってくれると思っていた
自分の想いを貫くことが
こんなにも孤独だなんて
走りだしたそのときは気付けなかった
たくさんの壁が待っていた
それでも
この手に握りしめたもの
手放したくなかった
汗に色褪せていこうとも
叶えたかった
ただそれだけだった
それほど眩しかった
やっと手に入れた光は
見つけただけで
その光に触れただけで
こんなにも幸せなら
花開き
叶ったときには
どんな気持ちになれるんだろう
どんなに綺麗に輝くんだろう
知りたくて
また走り出す
その繰り返しもまた
素敵
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ペンを走らせた
一刻も早く 未来を描きたくて
留まり続けている自分に嫌気がさした
けれど 抜け出し方を僕は知らない
誰か
誰か
叫びたいのに
声が出ない
なぜ?
なぜ?
それはきっと 知っているから
助けを求めてるだけじゃ だめだってこと
自分の手で 自分の足で
わかっているのに わかっているのに
有言不実行
意思の弱さか
自分への甘さか
怠け心か
そして嘆く
変わらない世界を
けれど
僕がしていたのは
ただの足踏みだったらしい
星をひとカケラ ください
その光だけを胸に 歩きます
必ずたどり着いてみせます
あの日描いた
未来に