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さきネコの部屋


[240] 心を定めること
詩人:さきネコ [投票][得票][編集]

ペンを走らせた

一刻も早く 未来を描きたくて



留まり続けている自分に嫌気がさした

けれど 抜け出し方を僕は知らない



誰か

誰か

叫びたいのに

声が出ない



なぜ?

なぜ?

それはきっと 知っているから

助けを求めてるだけじゃ だめだってこと



自分の手で 自分の足で

わかっているのに わかっているのに



有言不実行

意思の弱さか

自分への甘さか

怠け心か



そして嘆く

変わらない世界を



けれど



僕がしていたのは

ただの足踏みだったらしい



星をひとカケラ ください

その光だけを胸に 歩きます

必ずたどり着いてみせます

あの日描いた



未来に

2009/12/19 (Sat)

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