詩人:放射能] | [投票][編集] |
ティッシュがないと
生きていけない
ティッシュでナイト
覚えたての
国家と摩擦とエロ本と
杉の木や
烏賊のにおい
もっとゴシゴシ擦れ!
世の中や
煩悩を
キレイにするために
磨き上げる
磨き上げ〜る
液漏れしても構わない
興奮の涙でも構わない
想像上の世界は
不況と
不正を吹っ飛ばし
生身の女に抱きつける
普段
できない弾を込め
景気よくブッ放す!
不満でも
××マンでも
何発でもブッ放す!
選り取り見取り
病み付きになって
サルもかくや
おそろしい
ティッシュでナイト
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会う人
会う人の誰もが
何かが欠如している
そんな事を
言っている私さえ
大きくも
いかがわしい低能
誰も私と
いてくれないし
いたがらないし
きっと
頭ん中で死ねって
言い続けてるに
違いないし
ほんとは真人間に
なりたいけれど
性根は腐って
使い物にならないから
死んだ方がいいし
だけど復讐
こんなミジメな
気持ちにさせてくれる
際限なく
パワーアップする
魔の巣窟
うたがわしい
うらみがましい私
卑屈な姿勢と
無理な笑顔の交差する
臨界点で
きっと
万全な世の中などない
あちこちから
もれる不満
上乗せされゆく
リアルでは
ただの一回も
誉められた事など
ない私
舌打ちして
きれいに並んだ
自転車ドミノ倒す
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『体育系』
言葉で考えすぎる
理屈を考えすぎる
あらわすのは
むしろ態度なんだ
つまり行動なんだ
『文化系』
これじゃダメだと
思ってちゃダメなんだ
そこでつまづくより
もっと言葉にして
編み出して
追い込んでみて
そう
背水の陣で
臨まなければ
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愛国のために
争いは起こるのだから
愛星を唱えよう
自愛のために
意地のために
対立は起こるのだから
愛星を唱えよう
満足のために
向上のために
愚かになれるのだから
愛星を唱えないのなら
地球以外に住めばいい
信念のために
上下のために
自責のために
美化のために
報復のために
愛星を唱えよう
独立のために
強弱のために
競争は起こるのだから
愛星を唱えよう
愛国を願うのなら
それ以上に
愛星は大事なはずだ
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恋のサクラチル
君は目の前で何を言う
僕は見ザル
好きと言わザル
別れも聞かザル
さり気なく
近づいた日があった
なに気なく
気遣う日もあった
今は昔
お互いに
わかってたのに
恋愛の裁判官様
どちらに
非があるのですか?
意地の張りアイ
愛情の奪いアイ
君が1番だったのに
いつしか自分を
優先してしまった
本音は
言わないからこそ
本音なんだ
それでも君を
愛してると言える
お互いに甘えすぎて
思いやりの輪が切れた
離れたくない事だけ
ずっと一緒だった
変わる変わらない
君は呟いた
帰る帰らない
僕は決められず占う
花びら‥奇数‥
好きで終わるように
好きから始めたのに
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失望したぜ
かかわり合う俺
注意しろよ
いいトコ取りの奴ら
このままじゃ
等身大で
殺人罪を総ナメするぜ
「プロレスラーが
撃たれた
成す術なく絶命する
強さって
なんだっけ?」
俺の体液が凍る
血液も瞬時に凍る
今すぐコールして
OH!
今すぐキル・ミー!
撃墜するぜ
様々な神と言う名の悪
撃沈したぜ
猛スピードの人間魚雷
個人が故人に
変わった時
俺は思考狂いだろう
不穏な
空気のマントを羽織り
「器用な生き方が
できない訳じゃねぇ
攻撃してんだ!
潰れると
思ったのか?」
「終わり良ければ
すべて良しと言うが
俺には
経過の方が大事だ」
弱者から
一転して強者へ
なぜ俺は
許しを乞うのか?
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詩に埋まってる
朝
詩で歯をみがき
詩で顔をあらう
詩に乗って学校へ
授業はぜんぶ詩さ
昼には
詩を食べ詩を飲み
ひといき詩を入れる
6時間目が終わったら
クラブ活動死
また詩に乗って帰る
途中コンビニで
詩を買ったけれど‥
夕方
さっき買ってきた
詩をたいらげ
居間で
詩のスイッチを押す
2時間後‥
もう夜
詩を脱いで詩に浸かる
詩で髪をあらい
詩で身体をあらい
滴る詩を詩で拭く
そして
読みかけの雑詩を
読破して
きっと
詩の夢を見るだろう
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17歳になったら
人が殺せる
親をバットで殴れる
デタラメも正義になる
それまで我慢だ
血の通わぬ環境で
凶悪な事件に
感銘をうけ
ウジャウジャ連なる
模造品の流れ
その中で僕
無人のホームにずっと
立ってるみたい
眠るのが苦痛
勉強するのが苦痛
薬を飲むのまで苦痛
僕の靴は
玄関にないみたい
毎夕
帰ってきて鍵を開ける
温もりは知らないから
夜中に
誰かがやってきて
僕が目覚める前に
出ていってるみたい
まるで泥棒
顔も忘れた
17歳になったら
退治してやる
遂に実行できるぜ
凍てついた身体を保持
悪寄りの判断
僕のヒーローは犯罪者
望みは一途な
精神を持ち
グシャグシャ壊れる
ビクビクしてる人
その最中
一体ぜんたい自分を
殺してるみたい
眠るのが苦痛
勉強するのが苦痛
薬を飲むのまで苦痛
僕の苦痛は
存在しないみたい
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打ち砕いた?
NO NO!
打ち砕かれた
最強のコマンドが
待ち受けていた
‥無視‥
孤独の底辺へ
突き落とされる
彼の岸で
俺は石‥石‥石…
集めなくちゃ‥
会話不成立
視界水面となる寸前
右脳と左脳が
別々に歩き出した
飛ぶんだ‥
俺は鳥‥鳥‥鳥…
空と戯れるんだよ
唇は噛みすぎて
腫れ上がってるから
うまく喋れない
眠れよい子よ
昨日と明日のあいだに
今日があるとしても
結界を張らなきゃ
俺が圧し潰される為に
涙は見えないんだ
探さなきゃ…
あの石‥石‥石…
不浄なままに
捕まえなくちゃ…
あの鳥‥鳥‥鳥…
心臓にムチ打って
破らなくちゃ…
あの壁‥壁‥壁…
眠れよい子よ
昨日と明日のあいだに
今日があるとしても