詩人:放射能] | [投票][編集] |
自慢じゃない息子
らしかった
そんな部分は
ひとつもないってさ
人に誇る為に
この世に落とされて‥
生まれてごめんなさい
生まれてごめんなさい
後で文句を
言うくらいなら
作らなきゃ
よかったんだよ
僕は雑種なんだってさ
お前以外は
みんな血統書付きだぞ
あぁ…
はるかなる劣等
この日本の島国で
ごめんなさい
ごめんなさい
もう2度としません
生まれて来ませんから
ごめんなさい
ごめんなさい
生まれてごめんなさい
今すぐ死にますから
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錆びた鉄柵に
頬摺りする
おもむろに舌を
噛み切り奇声ラッシュ
精神の扉を開けた
食事は錠剤だった
意識だけは空を飛ぶ
解放されたい一心で
お前だけが味方だよ
って俺を抱きしめると
土から生えた
足が止まり
追い抜け追い越せ
気持ちだけは
やがて
誰もいなくなると
泣きじゃくっていた
子供に翼が見える
もうダメだ
俺にとっては
生きている事が逃げ
お前達が
ベランダから外を
見ている時
ひとり教室に残って
入院患者にコンニチハ
これでいいのか?
って聞くな!
どうか
地獄に往けますように
人命ではなく
人生でつぐなえ!
おかしいって言うから
おかしくなったのに
責められて生かされて
死ねと罵られて何度も
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暗闇の授業
化けの皮を被った皇帝
口に手を入れ
ゲロ吐く芸を披露し
生肉を調達
不快指数マイナス
真っ赤な唇が美味
眼球集め子供心に称賛
尻尾が見える
酔生夢死の魔族が
金髪の天使
教科書共々食す時
錆が急激に猛威を奮う
特定不可能異なる正解
奇笑飛空 魍魎の墓場
モルヒネで意識は朦朧
俺の思考はフリークス
スープをハシで飲むぞ
意味不明 理解不能
そんな日は魔界伯爵
気持ちわりぃって
言われてる
いつもは正常のフリ
とつぜん俺語になる
謎の変死を遂げる
変質的なまでの憎悪
もうすぐ
サタン様が来るぞ
ヒトんちの前で大騒ぎ
古代の秘法で呪い殺す
姥捨て山直行
間違いなしの老婆
フル回転する悪辣
偏執狂完成間近
フェティシズム大解剖
天地長久天然危険物
イカレ具合のみ進行中
激ヒネ熾烈を極め
倒錯的官能的
進化するゲロリズム
衆人環視UFOが来た
屋上コスモポリタン
御前様と言えと強要
熱帯夜極寒地獄
極端な温度錯誤
猟奇的知能の遅れ
嫌わないで全人類
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自称・正義の国は
戦争で潤い
僕達が生まれる前に
何があったか
知らないけれど
この十数年でさえ
テロや
戦火は起きた
未来に残したいのは
こんな
過程だったのか?
自称・自由の国は
犯罪も自由で
この世で戦地に
していい場所なんて
殺される為の
それが当然な人なんて
子孫に残したいのは
こんな
結末だったのか?
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ウチの鬼嫁は
姑を邪魔者扱い
週刊誌に載れるじゃん
お前ノレるじゃん
タタリじゃーん
ショック!
遺産狙った?
食後の農薬ティー
あからさま過ぎる
ちょっとはヒネれよ
金田一にも
解き明かせないような
トリックで殺せよ
人間関係の殺人劇
動機が初歩すぎて
計画も安易すぎて
とても段はやれねぇよ
がんばれ鬼嫁
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なんで北海道は
あんなに多いんだ?
おかしいだろ!
いや
俺の頭の話じゃなくて
人口と比例してない
せいぜい
数千人くらいだろ?
雪しかないって
聞いてるし
それに比べて
俺のトコは‥
未だに1人かよオイ!
やる気あんのか?
家に火ぃ点けるぞ?
んっ?
あぁ‥そうか
北海道は
寒くて凍ってて
外で遊べないから
部屋の中で
独り言を書くしか
ねーんだな?
そうだったのか
そうに決まった!
関係ないが
雪合戦の
全国大会があれば
北海道は
強いんだろーなぁ
凄いテクとか
持ってそうだし
1年中練習
できるんだろ?
あぁ…ほっかいどー!
よっ‥にっぽんいち!
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俺は人を刺したんだ
ズボっと刺したんだ
なんだろうこれ?
赤いものが
広がっていくよ?
顔をしかめていた
痛いか?
痛いぞ!
相手は俺だったが…
芸術が感じられた
絵の具ではできない
奇しくも
美術の時間だった
彫刻刀で刺したんだ
被害者も
加害者も俺のまま
独占したんだ
禁止法に触れないか?
パニくるな!
まだ死んでない
当たり前だ!
刺し加減は良かった
気持ち良かった
相手が俺でなければな
とりあえず拭けよ
10gくらい
出血ったような気が…
これで短気は解消か?
血の気スッキリ
怒らない怒れない
そして
スローモーション
のように優雅に倒れる
時間割りを考えて‥
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ここから
詩集は出ないのか?
サービス悪いな
店なら2度と
来ないところだが
まぁ大目にみてやろう
それにしても
イベントくらい
ないのか?
貧困なスペースで
攻めが無くなったら
能力の開発や
探究から逃げたも同然
下から突かれる
経営者なんて
みっともなくないか?
己の不足加減は
見てみぬフリってか
まるでイジメ
俺は4階に住みたくて
やってきたのさ
改装するも
飛び降りるも
より良くするため
その1点にのみ
集中してる俺を
悪者とは言わせねぇぞ
ピッピ〜〜!!
審判 「レッドカード
です」
放射能「えっ?」
審判 「退場!」
放射能「いや‥あの‥
ちょっと‥
そんな…!」
審判 「た・い・
じょ〜!!」
放射能「NO〜!
有無も
言わせず
ってか?」
審判 「私は
神様です」
放射能「・・・・
いや〜ん!」
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ウガイや
疑う事しなければ
ウイルスは体内に侵入
ノドから
好奇心から始まって
己の身体でさえも
思い通りに
ならぬと知る
経験の差で言えば
どちらが
利とも言い難いが
多いほど早く気づく
認めようとしないのは
手遅れの恐怖
元来人間には
抵抗力があって
コントロール不能な
強制力には
強い嫌を示す
孤独から成る
弱から逃れようと
ウイルスは仲間を集め
有史以来の惨劇は
愛情と言う枠で
異性を求む
重傷としては
高熱・嘔吐・呼吸困難
更には
誰ぞの幻を見て
医学的治療が必要と
嘆くなり患者
幻想で解決か