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綾の部屋  〜 新着順表示 〜


[113] mirage
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星が瞬く夜に永遠の愛を誓う

数えきれないほどの想いの中から
素敵なページを探しにいこう

二人の願いを乗せて
ゆっくりと幸せが降りてくる

涙の跡をたどった先にも
笑顔の花は咲いている

あなたと私が生きてきた道に
あなたと私で生きていく道に
灯りがともり優しく揺れる

その明かりを頼りに
物語の続きを共にしるしていこう

2013/07/11 (Thu)

[112] あとがき−夕焼けをわたる−
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何度も背中に投げた透明な声
気付かれぬまま足元に
転がって戻ってくる

また拾って持て余す
臆病くせがついた私

君の影を踏んでも
なおさら遠く感じる

今日はそんな私の卒業日

染まりすぎたおれんじの手紙
はじめて声にして君に伝える

何年分ある気持ちも
言葉にすると手のひら分

短くて単純で
だけど言えなかった言葉

君がどんな答えを投げ返しても
ありがとうと受け入れるよ

泣いても笑っても

背伸びしてまとった香りは
夕暮れの風に混じって桜色

2013/01/21 (Mon)

[111] 日々うらら
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君が僕の癖をまねる
そんなんじゃないよと言い返す
けどちょっと似てるかな

外では猫を被ってる君だけど
僕の前では子どものよう
笑ったり泣いたり忙しいね

そんな君を追いかけるのも
嫌いじゃないから好きだよ

僕も君の癖をまねる
そんなんじゃないよと膨れてる
けどちょっと似てるだろ

2013/01/17 (Thu)

[110] ピリオド
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ボクとキミはひとりとひとり

これまで重ねてきた時間が
ふたりをつないでいるだけ

嘘はつきたくないけど
本当もどこにあるんだろう

消えそうな月だけど明るくて
また言い訳の旅に出る

キミだって気付いてるだろう
待ってるボクはずるいだろう

ふたりの物語は幸せから
はじまっていたんだ

2013/01/16 (Wed)

[109] コントラスト
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空を飛んだ私
君にバイバイ

もう慣れたことさ
雲の上でも泣かないさ

橙が青に飲まれていく美しさ
独り占めしてしまったんだ

空を飛んだ私
君にバイバイ

もう慣れたことさ
次は同じ場所に帰るさ

2013/01/05 (Sat)

[108] ありふれた夜の中に
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月が明るく照らすから
もう少しだけ話そうよ

右ポケットの幸福は
37℃くらいの温かさ

君からこぼれる言葉は
ミルクティのような甘さで
疲れた心を溶かしていく

僕はどれくらい君の想いに
気付いているんだろう

不安も寂しさも悩みも
預かる準備はしてあるから
その笑顔をたくさん見せて

君が思うよりも
僕は君のことが好きだと思うんだ

月が優しく照らすから
もう少しだけ話そうよ

2012/11/06 (Tue)

[107] 恋の少しだけ先
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右手と左手を重ねて
同じ時を少しだけ歩いた

好きだと言ってみたり
嫌いだと言ってみせたり
繰り返し白黒めくっては
君の愛を少しだけ知った

面倒くさいと思っても
ずるいと分かっていても
ほらまた君に会いたくなる

2012/06/18 (Mon)

[106] あいいろ
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空の色が刻々と滲むたび
どうしようもなく
あなたに逢いたくなる

時の移ろいに抵抗するように
私はまだここに残っていたの

もう少しだけ許して欲しい
この景色の中にいることを
あなたを探してしまうことを

言葉にするよりもはやく
私の中に巡る想い

持て余してはこぼれていく
あなたの面影が足元で揺れている

夕風がさらう花びらは
どこに消えていくのだろう

もう届かないと知っていても
あなたに問いたくなるの

元気でいますか
笑っていますか

今、私が願えることは
あなたが幸せであることです




2012/06/11 (Mon)

[105] 片思い連鎖
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私が見つめる君の姿は
君の背中や横顔です

君の視線の先にあるものは
私が気付きたくなかった恋

君も私と同じ心でしょうか
春はまだ遠いようですね

2012/02/28 (Tue)

[104] 幸せのある場所
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夕焼け色に包まれて
優しい時間になりました

子どもの声がこだまして
柔らかい空になりました

ゆるい坂道の途中で
おいしいカレーの匂い

みんな帰る場所に帰っていく
今日も明日も明後日も

2012/01/27 (Fri)
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