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綾の部屋


[121] 箱の夢
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おはよう
ただいま

その間が私の1日のすべてだった
小さな箱を開けると
涙も後悔も明日への希望もあふれてきて
あることもまだないことも
空を見上げては想うの

ずっとずっと片隅にあるものは
いつか宝物になるのでしょうか

夕暮れが私の街を優しく飲み込んでいく
またねと言ったあなたの言葉を
大事に抱きしめながら帰るの

2016/03/20 (Sun)

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