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望月 ゆきの部屋


[139] いっぱいいっぱい
詩人:望月 ゆき [投票][編集]

遠い空の下で
今まさに起こっている出来事が
メディアから流れてくる

それに耳をかたむけすらするが
心までは かたむけてはいない
と、いうところだろう
おそらく大多数の人々が

すべてがいい方向に向かうといいけど。

そんなふうに考えながらも
魚を焼いた後の
焦げ付いたフライパンを洗うことに
僕はいっぱいいっぱいになっている

2004/04/10 (Sat)

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