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夢野咲道の部屋  〜 新着順表示 〜


[74] 明日の自分
詩人:夢野咲道 [投票][編集]

悲しい時に昨日を振り返るのは止めにしようよ

知ってる?

辛い時は楽しかった過去に逃げたくなるけど

そこにはもう自分はいないんだよ



今の自分を鏡で見る勇気はある?

どんな顔が見えると思う?

どんな顔が見れたら良いかな?

明日の自分をそこに探す事は出来るかい?

明日の自分は微笑んでくれるかな?





想像するのは自由だって誰もが口にするけど

知ってる?

想像を逃げ道にしているだけじゃ

そこに現実は見つけられないんだよ



今の自分を鏡で見る勇気はある?

どんな顔をしていると思う?

どんな顔をしているはずだった?

それが今の現実だって事に気付けるかい?

明日の自分を想像出来るかい?





今の自分を鏡で見てみようよ

苦笑いしか出来なくたって

どんな顔をしていたって良いじゃない?

明日の自分はその中にしかいないんだから

でもきっと、探してくれるのを待っている



鏡の中に明日の自分を見つけたら分かるだろう

明日の自分はきっと微笑んでいるはずだよ

2008/03/24 (Mon)

[73] 苦手なこと
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苦手な事は出来ない事だと思っていませんか?

やらないから苦手なだけなのに



面倒な事を苦手な事だと投げていませんか?

面倒なのはむしろ自分の心です




苦手な事はやっても無駄だと思っていませんか?

無駄なものなど本当は何も無いのに



苦手なものは仕方が無いと諦めていませんか?

仕方が無いのは今のあなたです




そんな風に言葉にするのは簡単

言うだけなら誰だって言える

他の人に対してならね

一番言わなくちゃならない相手は自分です

2008/03/22 (Sat)

[72] 普通って?
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普通って何?

普通でいるのが良い事?

普通と違うのは悪い事?

普通って誰がそう決めたの?

普通でいないと不安?

普通でいると安心出来る?


確かに、”多数派”でいた方が安心は出来るんだろうけど
そこは自分にとって本当に居心地の良い場所?

例え、自問自答の答えが『NO』でも
自分を「おかしい」なんて考える必要は無いよ。

少なくとも、
多数派が”常人”で
少数派が”変人”って自分で決めつける事は無い。
他人に決められる事でも無い。

多数派だけが
いつも全て正しいとは限らないし
少数派の中にだって真実は有る。

確かに、多数派の意見は総論に近いかも知れないけど
それだけを正論としてしまうのは乱暴だ。

学者や評論家が言う正論だって
歴史や統計から分析をしているに過ぎない。
そして、必ず『何事にも”例外”は付き物だ』
と、注釈を付ける。
”例外”を作っておけば学者も一般人も安心出来るんだ。
”当てはまらないものは例外”って言えば済ませられるのだから・・・

ただ、それだけの事。

所謂”世間の常識”は社会を円滑にはしているんだろう。
確かに、ひとつの規範では有る。
法を踏み外してはいけない事も誰もが知っている。

しかし、その事と自分が個を大切にする事とは
話の次元が違う。
常識か非常識かって話では無く
普通か異常かって話でも無い。

普通でいる事に、多数派でいる事に
心地の良さを感じられなくたって
そう悲観する事も無い。

幸せは自分の心が感じるものだから。

2008/03/19 (Wed)

[71] 清涼剤
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真夏日に吹く夕の風

街に聴こえる子供らの笑い声

道端に咲く一輪の花


灼熱の砂漠に湧く泉

夜を照らす月と星の灯


心に響く言葉

寂しいと聴きたくなる歌

殺伐としたニュースの隙間に垣間見るちょっと良い話



今の時代に本当に大切にしなければいけないモノ

残さなければならないモノ

必要なモノ



雪の下に見つけた春の息吹

陽だまり

夏の木陰

苦しい時の友



希望は未来へと導く

2008/03/19 (Wed)

[70] 作り笑い
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大人になると
作り笑いが上手くなる

それをしなきゃならない自分と
それを許せない自分の鬩ぎあいの中で
作り笑いだけが
いつしか一人歩きを始めていた

外に対して
内に対して
或る意味の防御行動だったのか

そして
それが当たり前になった頃
そこには
何も感じていない自分がいた

疑問も
肯定も無い

それは自分であって自分で無い
いや
そんな事すら感じていなかっただろう

「円滑」
「調和」
「協調」
そんな大儀の元に掲げた御旗は
一度掲げると
中々そう簡単に下ろせるものではないのだ

でも
もう良いかな・・・

少しだけ
肩の力を抜いて
まずは深呼吸をひとつ

50も過ぎた

残りを数えて
しがみ付くよりも
繕う自分を卒業しよう

作り笑いを笑い飛ばすくらいの気持ちで無ければ
ここまで生きた意味が無い
これから生きる意味が無い

今まで生きた20年、30年よりも
これから生きる5年、10年の方が
遥かに貴重なのだから

同じ笑うなら
心から笑おうか

2008/03/19 (Wed)

[69] 今日と言う1日
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今日と言う1日は一生に1度です
でも
今日の思い出は一生のものになるかも知れません



辛くても
哀しくても
楽しくても
嬉しくても


昨日にはもう戻れません
明日の事は誰にも分かりません


ただ
今日と言う1日を生きる事だけが
生きている証になるのです


精一杯でなくても良い
頑張り過ぎなくても良い


今日と言う1日を生きる事が
未来への糧になるのです

2008/03/19 (Wed)

[68] それでいい、それでもいい
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たとえ振り向いてくれなくても
たとえ微笑んでくれなくても

それでいい
それでもいい


おなじ空を見ていたかった
おなじ風を感じていたかった
でも
見ていた景色はきっと違うんだろう
あなたのまなざしはもっと遠くを見てた

だけど
それでいい
それでもいい



たとえ報われなくても
たとえ愛されなくても

それでいい
それでもいい


望んでいないわけではない
約束は何もない
でも
報われたくて愛したんじゃない
愛されたくて愛したんじゃない

だから
それでいい
それでもいい

2008/03/16 (Sun)

[67] 放物線
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空に向かって投げつけた君の想い出
僕にはもう必要無いモノさ
忘れた方が良いに決まってる
僕の為にも
何より、君の為にも

空に向かって投げつけた君の想い出
僕にはもう必要無いモノさ
美しい想い出になんてしない方が良い
僕の為にも
多分、君の為にも

空に向かって投げつけた君の想い出

「空の果てまで飛んで行け!」
と願ったのに・・・
振り上げた拳を待つより早く
想いは虚しくも空を切り

そしてそれは放物線を描いて落ちてきた。

加速を付けて落ちてきて
跳ね返って
そして・・・
僕の心の奥の一番深いトコロに突き刺さった・・・

2008/03/11 (Tue)

[66] 風景
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花吹雪

しとしとと降る雨

木立を抜ける風の匂い

白い雲

街を行き交う人の群れ

木漏れ日

落ち葉の舗道

雪舞



例えばいつか観た海の色

例えば誰かと観た夜景

例えば独りで見上げた空の青



窓の外

想い出の写真

道端の花

いつもは何気なく通り過ぎる店の前

季節の移ろい



ひとつの風景も

悲しい時

楽しい時

苦しい時

嬉しい時

切ない時

そんな心の有りようで
まるで違って見える事がある



記憶の中で見えていた色
今、見えている色

時に鮮やかに
時に朧気に



風景と言うのは
心が見せる自分自身の鏡なのかも知れない

2008/03/11 (Tue)

[65] ポジション
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自分の立ち位置を改めて知ると
モチベーションが下がるものだね

初めから分かっていたつもりだったけど
以前ほどテンションが上がらない

自分のポジションは自分だけのモノだなんて
思い上がりも良いとこ

代わりなんていくらでもいるんだよ

俺の代わりはいくらでもいるけど
でも
俺が代わりにはなれないんだ

2008/03/09 (Sun)
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